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FIREに向けてやった税金対策

2024年3月29日に最終出社日を迎え、翌日から実質的にFIRE生活に突入します。

FIRE1年目で注意すべきなのが、高額な税金を支払う必要があるという事。

前年の年収が税金に影響する為、何も対策していないと計画が大きく狂う事になりかねません。

その為、1年前から対策をしてきました。この記事では、その対策を紹介します。


FIREに向けてやった税金対策

FIREに向けてやった税金対策として、年収を下げる事と控除申告です。

年収を下げる、控除の申告をする事で、課税所得総所得金額等を下げる事につながり、それが国民健康保険料住民税の対策につながります。

残業

2022年
2023年

年収を下げる方法といっても、やれる事は限られています。もっとも簡単なのは、残業を減らす事。

2023年は、例年よりも意識的に休日出勤や日々の残業を減らすように努めてきた結果、平均40時間だった残業も20時間以下に減らす事に成功しました。

しかし、基本給も増えていた為、せいぜい横ばいか少し下げる程度で年収が確定しています。

ただし、退職前6ヶ月間については、残業や休日出勤を積極的に行うつもり。そうする事で、月収が増え失業給付金増にもつながるからです。

特定口座確定申告

2023年の特定口座の株式譲渡益、配当益について、確定申告しない事にしました。

分離課税でも、確定申告をすると総所得金額等の計算に含まれてしまい、国民健康保険料に大きく影響があります。

確定申告した場合としない場合を比べた結果、国民健康保険料が年間10万円近く差があった。

退職後は、社会保険を任意継続した方が安くなる場合がありますが、今後会社とは関わりたくないので、多少高くなっても国民健康保険に切り替えます。

さらに、退職後2ヶ月後を目途に非正規で再就職、社会保険に加入を考えているので、そこまで大きな差にはならないと思っています。

控除申告

2024年に向けて、使える控除は全て申告しました。ふるさと納税や、将来やろうと思っていたインプラントなどです。

とくにインプラントは、保健適用外で治療費も高額で90万円近く支払いました。

インプラントは医療費控除の対象であり、申告すれば課税所得が減らせて税金が安くなるので、インプラントするなら絶好の機会だったと思います。

今回、初めて確定申告で医療費控除の申告も行いましたが、なにも難しい事はなく、医療費集計フォームに事前に入力しておいて、確定申告時に読み込ませれば、必要な書類等自動で作成されるので簡単でした。

あとは、領収書を5年間保管する事に気を付けるだけです。

課税所得は

2022年は250万円弱だった課税所得は、できる限り控除申告をした事で2023年は160万弱まで減らす事ができました。

その結果、例年以上に還付金が戻ってきた事。住民税についても、下がるのでFIRE生活1年目には助かります。

まとめ

2022年11月に退職を決心して、2023年はFIREに向けて税金対策をしてきました。かねがね満足できる結果で良かったです。

誤算だったのは、医療費控除を申告しても国民健康保険料には一切影響がない事でした。

今更ですがiDeCoや、いつ解釈しても元本割れしない明治安田生命のじぶんの積立を利用して、もっと課税所得を減らしてもよかったかも知れません。


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