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ヤマモト食品株式会社「ねぶた漬®︎」を初めて食べた

青森県には行ったことがないが、青森のお土産をいただく機会があった。初めて食べた感動をレポートしたい。

「あおもりの味」とパッケージに高らかに謳われているねぶた漬。ネーミングから考えると、これは青森県を代表する漬物といえるであろう。

さらにパッケージをよく見たら「ねぶた漬」の後ろに®︎の文字がある。Registered Trademarkの略号、つまりこれは商標として登録されていることを意味している。

商標登録もされている青森を代表する漬物

早速、特許庁の特許情報プラットフォーム「J-PlatPat」で検索してみる。
ヤマモト食品株式会社が1966年に商標出願、以下のリンクのとおり、無事に登録されている(登録0772707)。

ねぶた漬というワードが安易に使われないよう、権利関係まわりにも配慮が及んでいることがわかる。

50年以上の歴史と伝統を誇り、商標も保護され「あおもりの味」として大事にされているねぶた漬。恥ずかしながら私は食べたことがなかった。
このたびお土産で頂戴し、初めて食べる機会を得た。

パッケージを開封してみる

パッケージを開封すると、福神漬けのように刻まれた野菜たちでぎっしりだ。それだけではない。大きな大きな数の子も入っている。
ビニール袋を開き、小皿に取り出そうすると粘り気を感じる。昆布の粘りであろうか、松前漬を彷彿させる。実は私は松前漬が好物であり、自ずと期待値が上がる。

どんなお酒に合わせるか

このビジュアルに合わせるお酒は、ビールというよりも日本酒だ。おもむろに日本酒を取り出し、交互に口に含む。
なんとも素晴らしい風味、お口の中がパラダイスだ。大根の食感だけでなく、数の子の粒子感がたまらない。どんどんと食べ進んでしまった。これはうまい。これこそ酒の肴にふさわしい。

改めてパッケージ裏面の解説を読むと「数の子、スルメ、ねばりのある昆布など海の幸と大根、キュウリなど、山の幸を独特の醤油味に漬けこんだ永年のベストセラー」と記されている。原材料を見ると確かに海の幸と山の幸の双方がバランスよく用いられている。

私は青森県は行ったことないが、海と山があることは地図から把握できる。その自然風土の魅力がぎゅっと凝縮され、エッセンスとしていただけるのが「ねぶた漬®︎」だということが分かった。


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