お酒に酔わされて

土曜日、お昼から呑んだ。
高いクラフトビールをガブガブ飲みたい気分だったから。
クラフトビールやクラフトジンのハイボールを飲んでベロンベロンになった。
度数高めとはいえ、量的にはそんなにめちゃくちゃ飲んだわけではないけど酔ったので耐性が低くなっているのを感じた。
ジン品評会で金賞を獲得したカンボジアのジン「MAUSIM」がクセ浅めでおいしかったな。
クセ浅めなのでハイボールよりロックがイケそうな気がした。

その後ディズニー+の「魔法にかけられて2」を見せてもらった。
「魔法にかけられて」がディズニー自身による禁じ手で作られた大傑作なので、2はどうなるかと思ってたけど、2もきっちりやるべきことをやっててかなり良かった。
ちゃんと丁寧に前振りしたりディズニー自身のメタネタを入れ込んだり。
1と比べるとどうしても…という点は否めないけど、1は一度きりの仕掛け大花火みたいなものだから。
ジゼル役のエイミー・アダムスがすごかった。1並みに歌って踊るし、後半にかけての演じ分けもものすごい熱の入りよう。
女王とのやり合いのシーンは最高だった。あれだけ3時間見たい。
ナンシー役のイディナ・メンゼルも本領発揮でバリバリ歌い上げてた。
他方、男性陣(ロバートや女王の息子)の活躍があまりなかったのはさみしいところ。
エドワードから借りた剣がものすごいパワーを発揮してズバーッ!!みたいなシーンは欲しかった。茨を切るシーンでそれくらいやってもよかったはず。
オチも予想通りだったのと、予想通りなのにやや駆け足(というか一歩飛ばしみたいな)という印象だった。
前振りは丁寧だったけどその後の置石に対する時間が少なかった感じかな。

英語のタイトル「Enchanted」→「Disenchanted」というのが本当に素晴らしいなと思った。
「おとぎの世界の、役割(ロール)によって性質が決まってしまう不条理からの解放」はまさにDisenchanted。
でもこれは現実の世界でもそうだよねっていうメッセージも感じた。
日本語では「魔法にかけられて2」にせざるを得ないのが本当にもったいない。

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