ネットで見たこと無かった就活メゾット

ついこの前の土曜日まで、1週間の間、泊まり込みで就活のイベントに参加していた。

それは企業マッチング型のイベントで、マッチング→説明会及び企業訪問。この流れを1週間で3セット繰り返した。
マッチングの日は、参加学生は30秒間、企業の方に向けて自己紹介をする。

みんなが3回同じ自己紹介をしているなら、私は3回違う自己紹介をしよう。

最後の、金曜日の自己紹介がいちばんウケた。
「水曜日の午前中に、とある企業の取締役の方が就活セミナーをしてくれました。話の最後に、その方は『もし興味があれば応募お待ちしています』自分の会社の話なんてほとんどしてないのに、新卒求人票を配りました。そこで、何事もやってみなきゃ分からないと思った私は求人票に載っていたLINEを登録して、取締役からESをもらいました。なるべく早めに出した方がいいと聞いていたので、今日中に送信します!と連絡して12個の質問が並ぶESを書ききりました。夜の10時から朝の4時まで、10000字。結果的に間に合わなかったけれど、4時に送りました。そんな私には行動力とやりきる力があります。そして今日、その取締役の人と面談しに、この後行く予定です。」

その日来ていた企業は5社だったが、5社中4社にオファーをもらった。みんな私のことを”10000字の子”と言った。たった30秒、40人の学生の中で明確に差がついた。

私にとってそれは何もすごい行動ではなかったけれど、他人にとってそれは当たり前の行動ではなかったのだと知った。

就活において自分を表す言葉は、特別な体験である必要は無い。自分が普通に行ってきたことも、他人にとっては普通では無い。自分を大きく見せるのではなく、自分の人柄を魅せよう。誰かが必ずそれを拾ってくれるから。それはどこにも載ってない、現役の私なりの就活メゾット。

あくまで持論ですからね。( ◜ᴗ◝ )

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