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ワタクシがLGBTQを積極的に支援しない2つの理由。

#支援ポルノ #LGBTQ

ワタクシ、マイノリティを積極的に支援していません。
LGBTに対して、嫌悪感も好感も持っていません。
だからどの団体のにも属してませんし、イベントに参加したこともありません。
ワタクシの周囲には、LGBTはいません。
というか、ワタクシが気づいてないだけでしょう。
積極的に支援しない理由を書きますね。

1.うぬぼれたくない。

フェイスブックで流れてきた記事で、違和感を覚えたものです。

ストレートの私が、ストレートにありがちな
LGBTへの勘違いを申し上げます。



立派です。
でも、どうしても「私は偏見がないのよ」アピールを
しているとしか考えられないのですよ。
マイノリティを支持すれば、
自分は寛大で昔からの考えにとらわれない人間だと
勘違いできるんですよね。
だから、自分を確認するために支持をする。
そうしてまで、うぬぼれたくないんですよ。

第一、自分の性別に悩んだことない人間が
「わかるわー、共感できるわー」って、厚かましいですよ。
どれだけ悩んだか、辛いか、苦しいか想像できませんよ。
軽々しく共感できません。

2.静かな生活を壊したくない。

ミッツマングローブさんが
「同性愛者がみんなに受け入れられるわけじゃない。
アタシたちみたいな人が嫌な人もいるんだから。」と
番組で話しました。
ご存知なんですよ、自分たちが全ての人に受け入れられてない事を。
それを何もかもわかった顔で近づいて、
「あなたの理解者よ!」なんていうのは
どうかなあと思うんですよ。
その方の何をわかってらっしゃるの、支援に酔いしれる方々は。

自分の性を隠したい人もいらっしゃるだろうし、
全員がLGBTの解放活動をしたいわけじゃないでしょう。
静かに暮らしたい人だっていらっしゃるんですよ。
その人たちの邪魔をしたくないんです。

マツコデラックスさんが言ってたことですけどね。

はるな愛ちゃんとかKABA.ちゃんとかアタシとかが、
テレビに出て騒いでるじゃない。
でも、こんなのばっかりじゃないのよ。
ちゃんと地に足つけて、暮らしてるLGBTだっているんだから。

メディアで賑やかに活躍していらっしゃるLGBTの方だって、
美容家や実業家とかお仕事持ってらっしゃる方も多いですよ。
華やかな仕事ではなくて、勤め人とか自営業とか
日々静かに生活していらっしゃる方が多いのではないでしょうか。
静かに生活していらっしゃる人々を、焚き付けて煽って、
活動に駆り出して、と邪魔したくないんですよね。
行動するのも結構ですが、影で静かに見守って、
いつでも力になれるように心構えしておくのも、
支援だと思うんですけど。

いつ頃からか「多様性」という、意識高い高い系の人々が
使う言葉が流行ってますね。
LGBTについて政治家が問題発言したり、
ネットや雑誌は騒々しくなってますね。
かつて石原慎太郎氏が
「同性愛者は生き物として弱いところがある」などと発言したのは、
懐かしい出来事です。

どうしてもマイノリティを支援することは、
自分の善意と度量の広さを確認すること、としか
考れられないのです。

*2016年3月3日 同タイトルの弊ブログ記事を加筆修正した。


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