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倒産して当然の介護事業 ー 高齢者介護はホテルのおもてなしではない。


相次ぐ介護事業者の倒産、業界の今後は?

https://www.careritz.co.jp/magazine/7839/

今に始まった事ではない、介護事業者の倒産。

介護保険制度が始まって3年くらいの時に、訪問入浴サービスが乱立して、

すぐ店たたむところが多かったなあ。

コムスン事件もありましたねえ、介護保険の不正受給して。

コムスン、ブラック企業でしたが、利用者さんと

その家族にとってはいいところでした。

医療行為などで他の介護施設の入居ができない方でも、

断らない介護事業所でしたからね。

介護事業が倒産する理由は、3つあります

1、今まで保健医療福祉に関係ない企業が参入してきた。

アサヒサンクリーン、セコム、各種不動産会社

(ここはサービス付き高齢者住宅が多い)などなど。

「高齢者が増えるから介護も増える、じゃあうちも事業を広げよう」と

安易にお考えだからですよ。

介護事業を始めるならば、看護師が・人、提携する病院・介護職員が何人など、

お上が決めてるんですよ。その人材を確保できても維持が出来ない。

給料も最低賃金でいいだろうくらいしか考えてない。

施設を作ったとしても入居者が過ごしやすいか、職員が働きやすいか考えてない。

見事に計画性もなく、甘い考えで参入してきたのですよ。倒産して当然です。

2、人材不足。

「未経験者歓迎」、今でもよく見るキャッチフレーズです。

介護の仕事が未経験で勤まるほど簡単ではありませんし、

介護自体が人材育成など考えてませんから、

使い潰して退職というストーリーは出来上がっています。

介護保険制度が始まる前から人材は不足してました。

行政は準備してましたけど、人材育成ができていなかった。

ケアマネージャーを慌てて増やしましたが、今のような試験の難しさは

なかったです。

(ワタクシもケアマネとっとくんだった・・・今でも受験資格はあるけど、

それに労力を費やすなら仮想通貨とブログと投資に役立てたいんで)

介護福祉士を養成し、ヘルパーを養成したけども、ただただ量産するだけでした。

だから身体も心も潰して辞めてしまっているのが現状。

人材不足を解消しようとする政策は打ち出してませんね。

3、経営者が保健医療サービスを理解してない。

「利用者様は、おもてなしの心で」とサイトを見ると踊るキャッチフレーズ。

いえね、何をもてなすんですか。

下に置かんばかりのサービスを提供するんですか。

経営者、そこらへんわかってないから、明らかなクレーマー利用者に対しても

「職員が悪い」と職員を責めるのですね。

はい、利用者にひっぱたかれようが、おしり触られようが、胸揉まれようが、

何の対策もしていない。

「障害があってもできるだけ自分でできることはする」をわかってないから、

手取り足取り介助する方針。

利用者さんが「・・をしてくれなかった」と自分でできることなのに、

職員がやらなかったことをクレームとして撮る経営者。

無知すぎる。


年寄り相手だから簡単に儲かるだろうとしか考えずに、

介護に参入してきたんでしょ。

だったら倒産して当然ですよ。

高齢者のケアや制度は変わってますからね。

「保育・介護は女がやる仕事」って考え方も根付いてるから、待遇悪いんでしょ?

アレな介護事業所はどんどん倒産してください。世のためにね。

ブログしてます。のぞいてくださいませ。

大きな幸福もなく、大きな災いもない。

http://lavidatranquila.com/archives/23703618.html


ババアの世迷言に付き合ってくれて感謝感激雨霰。 スキしてくれたら、中の人がめっちゃ喜びます。