看護大学、乱立が止まりませんね。

実習病院の確保に難儀していらっしゃいます。

当たり前ですね、計画性ないですもん。

平成28年度で254校ですって、看護系大学。

（一般社団法人日本看護系大学協議会平成28年度会員校で

ググって下さい。）

看護師はただ看護大学に行けば資格が取れるんじゃないんです。

これ、世間様ご存知ないですね。

国家試験受験資格ができるだけです。

国家試験受験資格も、お上の定めた指定規則のカリキュラムを

納めないともらえないんですよ。

それで国家試験受験して合格して晴れて看護師免許がいただけるんです。

指定規則の中には臨床実習というのがあります。

つまり座学だけじゃなくって、医療施設で実習しないと

指定規則のカリキュラムをこなしたことにはならないんですよ。

で、受け入れ病院の状況はと言いますと。

足りません。

医療施設は増えてないのに、看護大学だけ増えていたら、

実習場所は不足するに決まってるでしょう。

それを全然考えてないんですね。定員ばっかり増やして。

医療施設自体が人手不足、そんな中で教育してるのに、

看護大学側は学生受け入れて当然って態度をとる。

どんだけ厚かましいんでしょうね。

おまけに看護学生の実習受け入れても、

その病院に就職するとは限らないんですよ。

だから看護師不足の解消には全くなってないんです。

実習費は払ってますよ。でもそれが病院の利益になるほどじゃない。

仕事増える、給料増えない、休み取れない、

そんなブラックな職場で誰が働きたいですか。

人材育成という視点が欠けているカンゴフさんばかりいるところで。

これだけ看護大学増えても、看護師が不足しているのは何故なのか、

研究者たち解明してくださいよ。

末席汚しのワタクシのいうことじゃ、世の中納得しないんでね。

あともう一つ。

大学と名乗るのであれば、研究をしなければなりません。

その研究すらまともにできない、人材育成はできない、

人災確保ができない機関を大学と呼んでいいんすかね。

ブログしてます。のぞいてくださいませ。

大きな幸福もなく、大きな災いもない。

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