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20231014-OWV LIVE TOUR MUSEUM 山梨公演

ツアー2公演目、山梨公演に参加しました。
佐野文哉さんの凱旋公演です。決まった時から絶対に行きたい!楽しみ!と思っていました。

あずさ17号

特急券はえきねっとで事前に買うと安いことを知りました。
貧乏なのでいつも必死に最安値を探しています。意外と安く行けるんだなと思いました。
遠征を重ねることでより社会の仕組みを知っていくのを感じます。

新宿駅でよく見るあずさとかかいじとか、どこへ行く電車なんだろうと思って眺めていた電車に自分が乗っている。
佐野さんもこういう電車に乗るんだろうなあと思いながら甲府に向かいます。

ぬいぐるみと出発
甲府駅に到着 晴天
おかえりふみや企画 入兆青果のフルーツサンド

佐野さんのファンが企画してくれたカプホル企画に参加しました。
今これを書いてて思ったけれど、ドリンクを頼んでないので正確にはカプホルには参加してませんね、、、。
フルーツサンド美味しかった!!山梨の美味しいものに出会えて嬉しかった。

他にも会場付近にキッチンカーが出ていたり、駅に広告が出ていたり、会場からの帰りにバスが出てたりと、とにかく佐野さんファンの愛と熱量を感じます。こういう企画をする人は凄い、感謝です。


富士山ナンバーの青い車(たまたま)

甲府からレンタカーを借り、会場である東京エレクトロン韮崎文化ホールへ向かいました。

富士山ナンバーで大変テンションが上がり、レンタカーの傷を確認する時に「富士山ナンバーだ!!!」と浮かれていましたが、
レンタカー屋さんは「ここに傷がありまーす」と、淡々と説明を続けてくれました。

フォロワーさんを乗せ、一緒に山の中をドライブ。
凄く良い天気で見える景色が綺麗でずっと楽しかった。

普通の町の景色から どんどん山の中へ


建物が低いし、天気もいいし、ナビに従うほどどんどん山に入っていくし、
OWVの曲を流しながら、歌いながら、お喋りしながら山梨をドライブしました。
平日は死んだ目で働いてる私にとっては、この移動だけで非日常すぎて、
30分ほどで会場に到着したことで「もうだいぶ満喫した」「すごい楽しい」と浮かれていました。ライブ始まってもいない。

会場付近の空と山 空気が美味しかった


東京エレクトロン韮崎文化ホールと可愛いぬいぐるみ


以下ネタバレを含んだライブの感想です。
私の主観を含めたものになりますので半分くらいは嘘だと思って読んでください。
あと本田さんばかりみてます。



◆◆◆


山梨公演からは1回公演のみになった。
昼夜2回だと単純に2倍楽しいけど、
1回きりだとその場で全部ぶつけてやる!!!の気持ちが大きくなって、それはそれで会場のボルテージがあがって凄く良いなと思った。

今回は佐野さんの故郷凱旋ということもあるし、
言い方を考えなければ、この秘境まで様々な方法を駆使して遥々やって来たガッツのあるオタクばかりなので、会場のボルテージが違う感じがあった。
交通手段に工夫が要りそうな会場は、そこに行くまでも思い出になるし、見た景色も全部により一層濃い思い出ができるんだろうなと思った。
いつかあるであろう北海道公演や沖縄公演が楽しみになった。絶対に行きたい。

■So picky
ふみやすハイタッチが固定の振り付けのようになってて嬉しい。
佐野さんと本田さんはこの時の衣装は靴がヒールになってるんですが、so pickyの時の足さばきがより美しく見えます。
振り払うような、こちらを誘うような、キャッチーだけど色気があるサビの振り付けが凄い好き。
本田さんの振り付けをやる佐野さんの良さを改めて噛み締めた。

Time Jackerz
Last scene→so pickyの色気ある流れからパンチのある曲で一段階ギアがあがるこのセトリ良いなあと思ったし、Time Jackerzの曲のポテンシャルが強すぎると思った。

佐野さんの「Let's go!」が心無しか大きく聞こえた、山梨の空気がそうさせたのかもしれない。
後のMCで「気合いが入ってるのはたぶん伝わってると思います。」「バキバキでしょう、もうTime Jackerzとか原形とどめてない」と言ってて笑いました。
佐野さんのことだから東京公演には本当に原形どころか何もかも留めなくなりそう。

■NaNaNa→UBA UBA
この流れがとにかく好き。
NaNaNaのふみやすシンメダンス本当にありがとう。毎公演言うと思うし好きすぎる。
佐野さんが作った舞うような振り付けをやる本田さんの良さを噛み締めた。
サビの手を重ねて踊るところは、首のニュアンスは佐野さんがとっても綺麗だった。

UBA UBAの後半は体力が尽きるどころかどんどんキレがあがっていく本田さんが凄いかっこいい。
佐野さんのジャンプの打点が高いことはお馴染み(?)だけど、UBA UBAの後半の本田さんは同じくらい打点が高いので2人が凄い揃ってて好き。みんなに見て欲しい。

■My Flow(うさ)
うさ組マイフロ良すぎる!!!
「頂点までRising!」の歌詞が本当に説得力があるって感じるくらいパフォーマンスのパワーが凄い。シンプルに楽曲もいい。
今回は特別なのか佐野さんのアクロバットが入ったりした。かっこよかった~~、、!!
あと何回見れるのかなあ。

■Bling Bling(ほな)
白スーツ衣装でこれやるのは結婚詐欺師みたい(1ミリも訳に立たない公演メモより引用)
良い男が女の子に心酔してると思わせてそういう"パフォーマンス"なんだって思うとめちゃめちゃ良いなと思った(?)
なんか埼玉公演より心なしか2人の距離が近かった。合掌。

■Weekend
歌うところをわかりやすく先導してくれる本田さんがいた。
わちゃわちゃ振り付け可愛い。浦野さんの歌とファンサがずっと凄い。

Gamer
イントロ冒頭、めっちゃ反るけど本田さんにぶつからないようにする佐野さんがぶつかるとビリビリするゲームやってるみたいだなって思った。

佐野さんが挨拶で「どんな武器を持ってても、最後まで立ってた奴が勝ちだから」と言っていたけど、Gamerは本当にそういう精神を表してる気がするし、OWVにとっても合うなあと思った。
Gamerの曲振りを本田さんが佐野さんにやらせようとしたけどあんまり上手くいかなくて結局本田さんがやったとこ良かった。

■DJタイム
アンコール後のDJタイム、ツカメが流れた。
聞き覚えのある音楽に会場中がウワアアアアて絶叫してた。
Awake以来のツカメだったけど、あの時と全然違った。
あの時は衣装が制服だったし、OWVになってから初めての有観客イベントだし、何もかもが先が見えない状態だったし、
何より始まりの番組への、あの曲に囚われる全ての人間を解き放つ浄化儀式みたいな感じだったけど、
(これは誇張ではなく、当時本当にそのくらいの意味を持っていた)

今はOWVというチームになり、定期的にライブができて、こうして凱旋公演もできてきて、
ツカメの苦しい思い出が霞んで、目の前の楽しそうな光景を純粋に楽しめた。
初めてツカメを聞いた時の「良い曲だ、、、!!」という曲としての楽しさを思い出させてもらった気がした。
思い出や情が入りすぎて音楽を楽しめなくなるのが、本来の在り方と違うと常々思っていたので、嬉しくて泣いた。
エンディング妖精をちゃんと再現する本田さん凄い良かった。

振り付けを確認するのが大変だったとか、ダンスブレイクのところは皆待機だから~~あれは蓮しかできないから~~とか楽しそうに話してて嬉しかった。
佐野さん曰く、「ここに立つルーツ、きっかけになる曲だから山梨公演にいれたいって皆とも話してた。モチーフの山も富士山とリンクしてるし。」みたいなことを話していた。


もう一曲は佐野さんがダンスに興味を持つきっかけの曲。
こちらは一人一人ダンスブレイクしていた。
本田さんがめちゃめちゃアクロバットしていた。
すっっっごいかっこよかった、、、、、!!!泣
かつくんはシャドウボクシング、ペロシング(未遂)だった。

Tararamで本田さんがフード被って踊ってた。それが凄いかっこよかった、バキバキだった。
私もあのパーカー買おうと決意した。
本田さんのダンスに対しての美的拘りをすごく感じた。踊ってる本田さんが好きだ~~~~、、、泣


■MCとか
・冒頭の佐野さん「皆さんよくここまでたどり着きましたね」←山奥すぎて冗談ではなかった、本当にみんなよく来た

・佐野さん「韮崎は陸上の大会で来てた。苦しい思い出がたくさんあるけど今日幸せな思い出に塗り替えられたらと思います」

・YouTubeの企画でカットされたポテトゲームをやってた。ポテトを注文するくだりをするところが1番面白かった。
浦野さんがもう時間押してるって言うのに「文哉のいいところ!」てお題をねじ込んだところえらかった。
💜「かわいぃ」♥️「ダンス」💛「ちぃちゃい」
佐野さん「受け止める準備できてたのになんか物足りない」←可愛い

・黒衣装の上着が逆だったかつくん。MC明けの曲に行く前に客席のオタクがめちゃめちゃ指摘して直してた。ポテトゲームのくだりのまま「ださい🎶ださい🎶」て昇華してったかつくん天才だった。

・集合写真に愛犬蓮くんを連れてこようと思ったけどステージがNGだった。「あとで5人で撮ったのあSNSにあげるね!」←犬も1人扱いで良かった、愛犬家なのでとても気持ちはわかる

■佐野さんの思い出話
・今日は色んな人、家族や空手の先生も見に来てくれている。本当に何もないところだけど人の暖かさを感じた。何もないけど良いところもあるよ、冬の寒い日に駄菓子屋で食べるブタメンとか、星がめっちゃ綺麗なところとか。

・恩師と呼べるもう会えない人との思い出。
東京に修学旅行で行った時、1人で部屋を抜け出したら恩師に会ってしまった。「何かやると困るから、どうせなら今日東京タワーが青くライトアップされているのを見に行こう」と言われて皆に内緒で見に行った。その時の写真がある。ファイルに入ってたのがちょうど昨日実家で荷物見てたら落ちてきた。
佐野さん「こわくない?」←いい話だけど確かに怖い

今こうして東京でメンカラ青で活動してるのに運命的なものを感じたとのこと。
「今はOWVの佐野文哉の鎧を脱いで話しています」とたくさん話してくれた。
佐野さんはその鎧を纏ってる時もかっこいいし、それを見せたいと思ってくれてるんだろうなとも感じるし、
でも時々鎧の隙間から見える部分はとても人間らしくて素敵なことは、メンバーは知ってて可愛い可愛いしてるんだろうなと思った。
ファンにも時々見せてくれてありがとうとちょっと泣いた。


■本田さんの挨拶
本田さんはずっと佐野さんのMCを聞いて泣きそうになっていた(ように見えた)。
最後のMCで先日の高校の文化祭に触れ、
「急に決まったライブだったから俺らも不安だった。でも文哉やかつがTwitterでも触れてたように、俺たちが全力でぶつかったら凄いパワーで返してくれて。
忘れかけてた何かを思い出した。高校生のあの青春にかける思いとか、その思い出の一部に俺らがなってることとか。これは絶対にMUSEUMに持ち帰らないといけないと思った。
だから今日、僕らは全力で皆さんにぶつかっていきましたけど、どうでしたか。伝わりましたか?」
そんな感じのことを話していた。

私が個人的に感じたことですけど、青春の1ページと、人生の1ページの重さは変わらなくて、
私が生きてるこの瞬間も、捉え方によっては替えのきかない時間で、そういう意味では別に高校生と変わらなくて。
ライブにかける思いって色褪せてたわけじゃないけど、いつもそこに当たり前にあると思いたくないなあと改めて思った。
きっとそういうことを言いたかったんじゃないのかなと感じた。

これを言う時に、ニュアンスを間違えるとまた勘違いされそうなことをすごく上手に伝えてて、
自分の名前ですら噛んでしまうような人だけど、こういうことはきちんと真っ直ぐ、前を見て言える人なんだと、改めて尊敬の気持ちでいっぱいになった。



■佐野さんの挨拶
最後に佐野さんが1人で挨拶していた。
「完全無欠の佐野文哉じゃなくても、見せてもいいのかなあと思いました。どんな文哉も愛してください。」
もう本当に過去1の愛をもらっただろう佐野さん、初めて素直に他人からの愛を返した瞬間みたいで凄かった。
ご家族やメンバーとはまた違う、赤の他人のファンに対する愛の返し方って、私の想像できないような色んな配慮があるだろうから、
可能な限り傷つかず大いに愛を受けて、時々こうして素直に愛を返してもらうタイミングがあればいいなと思った。

またきっと鍛えた身体と強靭なメンタルというOWVの鎧を身に纏うと思うんですけど、それもそれでかっこいいし、
鎧が崩れてもきっと立ち上がって最後まで立ち続けてくれる限り、どんな佐野さんでも愛してるよ~~と思った。



◆◆◆

愛をぎゅっと抱き締めながら半泣きのまま帰路へ。
余韻に浸りながら車に乗ったため、高速に乗りそうになったり、とんでもない山や住宅街を走ったりしながら甲府に到着。
車だと感想をばかでかい声で話しても誰にも怒られないのが最高だったし、セトリを流しながら帰るのも楽しかった。
山梨の夜はとても綺麗だった。


レンタカーを返す時にはもう達成感で満たされていたため、
車の鍵をカバンに入れたまま返すのを忘れ、スキップで駅に向かい出してしまい、
レンタカー屋さんが本気で走って追いかけてくれました。
大人が本気で走るとこ久しぶりに見たし、大人に走らせてしまい申し訳ありませんでした。


大人のハッピーセット

もう車運転しないし!!!と山梨クラフトビールと半額になっていたちらし寿司で終演を祝いました。
私は特に何もしてないのに、勝手にめでたい気分になりました。
遠かったけど無事に行って帰って来れた。人生の思い出が1つ増えた。


今はほんのりと喉が痛い、ライブ行ってもあんまり喉が痛くなること無いから、テンションが違ったと実感している。
佐野さん一生に1度しかない初めての凱旋公演、大成功おめでとうございました。
これからもOWVを応援しています。

相変わらず重くて長くて大変申し訳ありません。
ここまで読んでくれた方も好きです。

毎週ライブに行くので早くnoteを書かないと記憶が上書きされてしまいそうな気がする。

宮城公演に続く。





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