ボーニーができるまで!#02

今日から組み立てるのだ!「ボーニー」を!そしてコイツに広報とかしてもらうのだ!!

まずは腰椎を組み立てるのだ!

まず、説明書をよく読みます。っていっても図解なので「読む」というより「眺める」ですね。

ふむふむ。まずは「腰椎から組み立てよ」と指示されている模様...。そうよね、ナニゴトも腰がカナメよね!

日本の腰痛有訴者率は男性で第1位、女性は第2位を占めているらしいです。(腰痛有訴者率)嗚呼!...直立二足歩行を始めたニンゲンの悲しい性...。腰が痛いと動きもホントぎこちなくなるし、ツライよなぁ…。

さて、この組み立てキットは説明書のほかに、割りピンなどのジョイントパーツと写真のような厚紙が10枚入っています。各パーツには切り込みが入っていて、手で切り離すこともできますが、一応(将来愛されるであろう)マスコットキャラに仕立てあげるために、カッターで丁寧に切り離すことにしました。

腰椎5つ切り出してちまちま組み立てること30分...。

で・き・た!

第1腰椎から第5腰椎までうまいこと連なりました。黒く塗られている所は椎間板。腰でクッションの役割をしている軟骨成分ですね。この椎間板が変性しちゃうと腰痛の原因になるとのこと。ていっても哀しいかな、椎間板の変性は20代くらいから始まってるそうな…セツナイ。

椎間板が何かの拍子に後ろにドカーンって飛び出して神経を著しく圧迫すると「腰椎椎間板ヘルニア」と診断されます。腰椎椎間板ヘルニアになると腰が痛むのに加えて、脚がずっとしびれていたり、脚が痛くて歩けなくなったり、トコロによっては膀胱直腸障害が出てしまったりとにかくタイヘンです…。

そして、斜め後ろから見ると...。棘(とげ)のような突起ってことで「棘突起(きょくとっき)」(っつーかそのまんまだな(笑))が連なっております。棘突起は腰を丸めると指で触れることができますね。横に張り出しているのが「横突起(おうとっき)」(こっちもそのまんまだな(笑))。コンタクトの激しいスポーツなんかでは骨折しちゃうこともしばしば…。ううっ!イタイ...。

棘突起にも横突起にも脊柱起立筋群やらとにかく細かい筋肉がたくさんついております。(どんな筋肉がついているのか気になって仕方がない方にはこちらをオススメします。→『肉単』

でもって真上から見ますと、椎体と棘突起との間にすき間が見えます。ココにかなり太い脊髄神経が走行していますので、この通り道が狭くなると神経を圧迫してしまい脚のしびれや痛み、膀胱直腸障害などを引き起こしてしまいます。できれば、広いままでいて欲しい神経の通り道...。

さて、明日は異様に数が多い胸椎へとつづく...。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?