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夜の電鉄富山。

この日は高山線から富山に降り立った。

猪谷で待っていたのはキハ120。
なんとなく安心感があったのは、前日に関西本線で乗っていたからだろうか。

後にも先にも高山線で富山入りしたのはこの日だけだったりする。

2017年8月27日

この日に淡く思い描いた、キハ85の「ワイドビューひだ」で富山入りという夢はHC85に置き換えられ、叶えられそうもない。


今思えば高架化途中の富山駅での貴重なカットかもしれない。
この頃はキハ120が更新改造を受けるなんて考えもしなかった。

キハ120を降りて迎えてくれたのは真っ青な413系。

413系も今や風前の灯火…らしい。まったく実感は沸かない。

新北陸色にしか興味がなかった当時(今もではあるが)、撮ったのはこれだけ。今思えば「ちゃんとした記録くらいしろよ」と思わなくもない。

だが、今も昔も楽しみなのは、あいの風ではない。

そう「ちてつ」である。

富山でも走っていた「ビア電」。コロナが蔓延る昨今ではこれも過去の光景となってしまった。

お出迎えは7022号の貸切列車。7022号の初めてのカットがこれ。
せっかく模型化されていることだし、これを再現するのも悪くないかも。

デ8000形 いまでは多くの車両が全面広告の餌食となっており、この頃が少し羨ましい。

市内電車を少し撮った後は、いよいよお目当ての鉄道線へ。

早速14760形を撮れているのが羨ましい限り。
しかしながら、いつ見ても美しいカラーリング、そしてかわいい造形である。だが、かわいいフォルムの中に「厳ついジャンパ」「電連」とオタク心をつかんで離さない、本当にかっこいい電車だと思う。

このあとカメラを向けたのはレッドアローだったよう。
4灯の前照灯を輝かせる姿は、もうめちゃめちゃにかっこいいのだが、14760形がいる限り霞んで見えてしまうのは僕だけだろうか。。。

かぼちゃ色の14760形と元東急大井町線の17480形

14760形の中でも14767編成と14769編成は10030形に準じた塗装へと変更されており、これが来ると嬉しいやらでもハズレだなあと、複雑な感情になったもの。

現在では「カターレ富山ラッピング」「とやまもようトレイン」と姿を変え、ジャンパ栓の色だけが「かぼちゃ色」であることを伝えます。

元東急の17480形、実はこの頃と現在では変化があるようで、これも調査対象。模型で出ている以上再現しないといけない。。。

カターレ富山ラッピングとなった現在の14767編成

とやまもようトレインとなってからは14769編成とは縁がなく、いまだちゃんと写真が撮れておらず…リベンジしたいところ。


初めて登場10030形、個人的には14760が来てほしい場面で来るハズレ的な扱いであることは今も昔も変わらず、、、

貴重な急行運用を10030形に奪われ憤慨していたと記憶しているが、そもそも流行り病の影響で快速急行以外の優等が消えてしまった。。。

「キャニオンルート」の開業と外国人観光客の受け入れ拡大で、今年の夏こそは「デカい看板」を取り付けた優等列車を富山の地で見れることを願うばかり。

10030形も並んで止まっているとかっこいい

並んだかぼちゃ電車、10030形も床下機器から車内から屋根上まで個体差にあふれた沼であるが、

調査したくない…

全数調査で死ぬ未来が見えるので。


最後は雷鳥色の並び。ここは桃源郷か????


現在では高架化工事の影響で見れなくなってしまったこの光景。

当時は本当に高架化工事をするのか…?と懐疑的でしたが、いざ工事が始まると、馴染みある安心感溢れた光景が一瞬にして消えてしまうのは、富山でも例外ではなかったよう。

高架化工事の過程で新たに生まれた縦列停車、新たな地鉄の風物詩となりそう。

まぁ今日はこんなところで。

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