2011年に読んだ本

1月
村井純『インターネット』
米光一成『自分だけにしか思いつかないアイデアを見つける方法—“企画の魔眼”を手に入れよう』
バートン・マルキール『ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理』

7月
山口揚平『デューデリジェンスのプロが教える 企業分析力養成講座』
田村次朗『交渉の戦略』
新井紀子『コンピュータが仕事を奪う』
コンピュータはホワイトカラーの競争相手。まぁ、あれこれ言ったところでこの勝負、ホワイトカラーは分が悪い。まず本書の前半では、「どのような知的活動がコンピュータに取って代わられるのか」という問いを計算機と数学の理論によって明らかにしていく。そして、「コンピュータに脅かされずに生き抜くのに必要な能力や教育」を考えていくわけだが、「論理的思考」や「言語としての数学」を身に付けるプロセスというのは、人間の行動や心理についての理解を深めることである、との意識が日に日に強くなるこの頃。何か、これまでに読んだ本のうちに共通部分が浮かび上がってきたというか、分野や著者を越えて本がリンクしていく感じ。

8月
大竹文雄『競争と公平感—市場経済の本当のメリット』
野口悠紀雄『経済危機のルーツ —モノづくりはグーグルとウォール街に負けたのか』
小林由美『超・格差社会アメリカの真実』

9月
角田康夫『人生と投資のパズル』
村上春樹『回転木馬のデッド・ヒート』
村上春樹『ノルウェイの森』

10月
秋本俊二『ボーイング777機長まるごと体験 成田/パリ線を完全密着ドキュメント』
出口治明『「思考軸」をつくれ-あの人が「瞬時の判断」を誤らない理由』
水野和夫、萱野稔人『超マクロ展望 世界経済の真実』
山本七平『日本人と組織』

11月
上野孝司『世界金融危機と信用リスク』
山口浩『リスクの正体!-賢いリスクとのつきあい方』
稲船敬二『矛盾があるからヒットは生まれる』

12月
遠山啓 『数学入門〈上〉』
山本一郎 『リーダーの値打ち 日本ではなぜバカだけが出世するのか?』
イアン・エアーズ著、山形浩生訳『その数学が戦略を決める』

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