2013年8月に行った美術展

「エヴァンゲリオン展]」銀座松屋

作品総数1300点=史上初。
大ヒットアニメ「エヴァンゲリオン」の魅力を解き明かす初めての本格的な作品展です。「エヴァンゲリオン」は1995年にテレビシリーズの放映が始まり、2007年からは長編アニメーション映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズがスタート、新たなファンを獲得しました。第1部「序」、第2部「破」に続き、昨秋公開された第3部「Q」では、さらに進化した映像表現とファンの予想を超えるストーリー展開が話題となり、最終的に動員380万人、興収52億円を超す記録的なヒットとなりました。
生原画300点を初公開!!
総監督の庵野秀明氏および製作会社のカラーが監修する本展では、「新劇場版」シリーズ最新作を含む貴重な生原画や設定資料約300点を初公開。碇シンジや綾波レイら人気キャラクターや壮大なスケールの物語を鮮やかに振り返ります。さらには、画コンテやレイアウト、原画や動画など1000点を超える膨大な資料で最先端の映像が生み出される過程を丁寧にひもときます。また、テレビシリーズのセル画や貞本義行氏が描いた漫画の複製原稿も展示し、作品の誕生から現在までの歴史も紹介します。完結編となる第4部「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開に先立ち、ファン待望の展覧会が幕を開けます。

「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」横浜美術館

 知る人ぞ知る、フランス絵画の宝庫ロシア。17世紀古典主義の巨匠プッサンにはじまり、18世紀ロココの代表ブーシェ、19世紀のアングル、ドラクロワ、ミレー、印象派やポスト印象派のモネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、そして20世紀のピカソやマティスまで——。プーシキン美術館のコレクションの中核をなすフランス絵画の質の高さは、フランス本国もうらやむほどのものです。
本展では、選りすぐりの66点で、フランス絵画300年の栄光の歴史をたどります。なかでも、ルノワールの印象派時代最高の肖像画と評される≪ジャンヌ・サマリーの肖像≫は、最大の見どころです。
「ロシアが憧れたフランス」の粋を、どうぞお楽しみください。

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