PC買い替えとアップグレード前に:OS・ビット数・エディションの確認方法

「PC詳しい人レッテル」を張られた人にありがちなイベント。家族・友人・同僚などから急にPCの質問攻めに遭い代行を頼まれる。

PCのアップデートや買い替えなどで、苦手意識のある人が調べてぶち当たってる壁、OSとビット数とWindowsのエディションについて。note界隈だとMac派が優勢と思いますが、私の周りには居ないため今回は対象外。早速、質問攻めへのメンタル準備を始めます。

今使われているOSって何年前?

そもそも今現在使われてる主なOSはいったい何時の製品だったか?説得材料にいいな・・と思い調査。

・Windows7  2009年発売
・Windows8  2012年発売
・Windows8.1  2013年発売
・Windows10   2015年発売

最近「サポート終了と煽ってくる!助けてくれ!」と叫び続けられているWin7で10年前。技術が飛躍し変貌を遂げた事を説明するに足る年数で一安心です。win10でも5年前になろうとしている。

OSとは?ビット数とは?エディションとは?

さて本題の説明をする。とても苦手な人前提なので今回は辞書に例えよう。

OS=辞書。数年に一度刷新したり、モノによって微妙な個性がある。Win7なら広辞苑第五版。最新は第七版だがwin10に該当するだろう。辞書といえば?と聞けば大半の人が「広辞苑」と答えるだろうが、実は大辞林(Mac)派だっている。

ビット数=記憶や処理の大きさで、基本数字が大きいほうがいい。OSが辞書ならビット数は辞書の数としよう。1冊より2冊あった方が内容が一緒でも処理能力があがる。

エディション=辞書の種類。広辞苑の派生形が例えにくいので、スタンダードの「広辞苑」と、ビジネス用語に特化し多く盛り込んだ「ビジネス広辞苑」があったとしよう。windows7 home 32bitなら広辞苑第五版(1冊)、windows10 pro 64bitならビジネス広辞苑第七版(2冊)と想像すればお判りいただけるだろうか。。

長くなったが、どの世代の製品で、どのくらいの容量で、何をメインに使いたいのか、を判断するのに必要な部分だ。

1:現在のOSと、何ビットか確認する

なぜ今更OSの確認方法なんて出すのか。こういった「助けてくれ!」の叫びの主たちは、自分が何を使っているのか把握できてない場合がある。Win10ですといってwin7の人、win7って誰々が言ってたからwin7だ!と断言する人。鵜呑みにしてはいけない。故障した時・新しいソフトをインストールする時、色々と必要なので確認してと言っても意味はない。それができたら把握してるのだから。それを本人に確認して貰わないとならない時の為にかいている。

◆コントロールパネルから
コントロール パネル>システムとセキュリティ>システムの順にたどり「Windowsのエディション」
◆コマンドプロンプトから
画面左下の検索窓に「cmd」と入力>「systeminfo」と入力しEnter

表示された中の下記を見てみればそれぞれOSやビット数などが分かる
OS名
例 Microsoft Windows 10 Home(この場合win10 Home)
システムの種類
例 X64-based PC(この場合64bit)
例 X86-based PC(この場合32Bit)

win10の場合
◆スタート>歯車マーク(設定)>システム>バージョン情報
 の順にたどり「Windowsの仕様」
◆右下にある四角い吹き出し💭>歯車>システム>バージョン情報

余談だが、私が最近リカバリし破棄するPCは「Windows 7 HOME Premium」だった。

2:エディションは何にする?

そもそもwin10は選ぶほど種類が無い。win7時代は6つあり、その記憶で人に丸投げする人が多い。今はサッパリしてて気持ちが良い。さておき「Windows7 HOME Premium」であれば「HOME Premium」がいわゆるエディションといわれる部分だ。

これには「企業向け」と「家庭向け」の2つあり、それぞれ自宅で使うのに適した機能や、企業活動に必要になりやすい機能をあらかじめ揃えてあったりと、内容が異なる。win10でのエディションは3つ。

【家庭用】Windows 10 Home
【企業用】Windows 10 Pro / Windows 10 Enterprise

実質、HomeかProの2択だ。Enterpriseを使う企業はこんな記事必要ない。具体的にどこが違うのか?はHOMEとProの比較表をご参照下さい。

つまり家庭ならHomeだし企業なら大体Proだ。時代は変わった。

次は今からWin7をwin10に無料アップグレードする方法を書く予定。

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