スクリーンショット_2018-03-19_23

日本人500名到着!

今日は東ティモールの16年の歴史で最大に日本人が集まったかもしれない日でした。その数なんと500人!!

というのも、世界一周のプログラムを行っているNGOの「PEACE BOAT」さんが10時間だけ東ティモールへ寄港したのでした。

東ティモールにいる在留日本人は大体120人(2018年3月現在)なので、一時的に日本人ががつっと増えたことになります。私はアクティビティの通訳&アシスタントとして御一行様の対応をさせて頂きました。

私が対応したのは、コミュニティラジオ局へ見学に来た方、約20名でした。そこらへんを走り回っているニワトリやブタ、燃えているゴミ、裸足のちびっこたちを見て、「すげー」と言いながら写真を撮っている様子をみてると、俺も最初はそうだったなーと自分のティモール人化を実感。

このコミュニティラジオ局は沖縄のNGOや日本大使館の支援で開局され、現在はティモール人局長の元、運営されています。私もここには色々とお世話になっていて局長を含め、スタッフさんとも仲良しです。

はじめに、開局までのお話、現在のラジオ局の活動紹介、ライブ番組への出演を行いました。

↑コモロ町長さんのあいさつ@コモロ町役場

あまり時間もないので、早速次のプログラムへ。

↑ラジオのジングル(キャッチフレーズみたいなの)の録音の様子。

↑ジングル用のフレーズ

このあと、生放送番組に出演してもらうということで、リハーサルなどの調整をしました。

↑沖縄民謡のリハの様子。

たまたまですが、沖縄の方が4名おられました。

↑ライブの様子。

普段は2人くらいしか入らないのですが、今日はぎゅうぎゅうです笑

沖縄民謡を2曲、生演奏で流しました。

その後、地元の私立中学校へ行き、学校の生徒や先生と一緒にお昼ごはんを食べました。この学校では、ラジオ局と学校との業務提携式を一緒に行いました。今回見学に来ている日本人への紹介もありますが、沢山の日本人に見られることでティモール人のモチベーションも高めようというこちら側の狙いもあります。

↑調印の様子。

今後は週に一回、学校の生徒をメインにした教育プログラムを行っていくことになります。今後どうなっていくか楽しみですね。

また、Peace Boatのプログラムの中にPeace Ballというサッカー、バレーのボールを寄付するというものがあります。今回はこの学校へボールと空気入れを寄付しました。

↑ボール贈呈の様子。

最後に、ラジオ局へ戻り集合写真を撮りました。結構みなさん満足してくれたようで終始笑顔でした。みんな汗だくでしたが、楽しんでくれたようでよかったです。

今日会ったPeace Boat参加者に船内の様子や暮らしぶりをいろいろ教えてもらいました。参加者の半数以上が年配の方であったり、船内施設が充実していたり、船上ラブがあったり、様々な講座があったりと、ティモール生活に慣れてしまった私からすると夢の豪華客船ツアーやな!という感想です笑

ただ、あと何分で出ますよ—とか、予定がびっしり決まっているとか、制限があるのがまったり好きの私にはちょっとつらいかなーという感じです(やはり旅はフリーに行きたいですよね)。でもいろんな国でいろんな出逢いがあるのはワクワクですね。彼らの旅は1ヶ月続くそうです。

残りの航海もお気をつけて—!また、どこかでまた会いましょう!

アディウス!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?