先週になりますが、またまたマングローブ植林イベントを企画しました。ちょっと嬉しいこともあったので、活動紹介です。

JICA東ティモール事務所のHPにも活動を掲載してもらいました。

と、その前に5/22は
世界生物多様性の日「International Day for Biological Diversity」です！

生物多様性とは、簡単にいうと「生き物の豊かな個性とそのつながり」です。もう少し詳しくいうと、遺伝子、種、生態系の3つのレベルでの多様性を指します。

↑今回のイベントのバナー

今回のイベントはこの生物多様性の日を祝し、マングローブを植林することで東ティモールの生物多様性保全に貢献しようという趣旨でした。先月の「世界地球の日」のビーチクリーニングに引き続きのイベント開催となりました。

今回もマングローブを提供してくれるのはKFFというNGOです。今回で彼らとアクテビティを行うのは6回目??くらいです。5月上旬に日程を話し合い、学生をたくさん呼びたいということで22日の平日を開催日としました。

私は個人的に東ティモールにいるボランティアや知り合いにマングローブ植えようよ！と参加を募っていましたが、NGOの代表の彼はさらに頑張っていました！

なんと、地元の企業からスポンサーを取り付けていました。

しかも、MOUを締結し、当日のスナックやバナーだけでなく、記念Tシャツ100着までサポートしてくれることになっていました。

↑協賛のサイン会の様子

開催前日はNGOスタッフが植林用に穴掘りの準備をしました。NGOのメンバーの一人が高校の先生で、彼が授業の一環として生徒を50人連れてきました。しかも、マングローブについてのセミナーも行ったようです。さらに、このアクテビティをレポートにまとめなさいという宿題まで課していました。素晴らしいですね、感動もんです！

ちなみに、私は当日だけの参加でした笑
（サボったワケではないですよ、別件で動いてました）

さて、当日待ち合わせ場所に行ってみると、

↑これから植林する場所

前日の準備もあったようですが、彼らはテントで前泊していたようです笑　ディリから30分かからず来れることなのにわざわざキャンプしちゃうあたりが可愛いところですが、そういうやる気があるところ好きですねー。開始を小一時間待っていると、ぞろぞろと学生やボランティアが集まってきました。

↑出席リストに名前書いてる様子。

ちゃんと出席リストを用意しているあたりが偉いんですよ。これ結構ティモールでは忘れがちなやつです。当日になってひとまず白紙に名前書かせるとかよくあります。

↑開会式の挨拶の様子。話しているのがNGO代表、右側の緑ポロがスポンサーの代表。ちなみに真ん中の彼が高校の先生。

ということで、早速マングローブ植林が始まりました。今回は約1000本を用意しました。当日の参加者は中学校×1、高校×1、大学×3、NGO、学生団体などから合計約130人でした。Let's Plant Mangrove!!

↑植林の様子。

↑爽やか植林青年。

みんないい笑顔していました！！！
ちらちら見える緑ポロは何なんだろうと背中を見てみると、

↑参加者への記念Tシャツとはまた別の社員用記念ポロシャツでした！笑

お金だけ渡して当日来ないというパターンもあるのですが、今回は社員さんが沢山参加してくれました。やっぱりいいことすると気分がいいのでしょう、スポンサーの方々も活き活きと植林していました。支援してくれた額ですが、私が見る限りざっと$1500-$2000だと思います（Tシャツ100着、バナー、軽食、交通費などなど）。ありがたいことです。

かつて、お金が無さ過ぎて参加者への水も準備出来ないということで、僕がスポンサーとなり、$10で水を2箱寄付したことを思い出しました。

今後もこの企業はスポンサーとしてNGOの活動を支えてくれるということなので、彼らの活動に継続性が出来たのかなと思います。嬉しい限りです。

↑インタビューの様子。

メディアにも声をかけました。ラジオ局が2局、テレビが1局来ていました。おそらく放送されているはずです。こうやってドンドン活動が広がっていけば嬉しいですね。スポンサーも大募集！！

↑集合写真。2年近くいるとだいぶティモール人と同化してきました笑

今回は今後のNGOの活動がいい感じに広がりそうな兆しを感じた嬉しい植林イベントになりました。みなさんお疲れ様でしたー。