お金をもらうこと

昨日、お仕事についてという投稿をしたんですが、依頼でお金もらうことについて自分なりの考えを書いていこうかなと思いまして書き始めてます。


色々なお金のやり取り

一般的な話でお金を出す意味って色々あるのかもなと思います。

1.価値の指標
タイトルをつけるのがすごく難しい。
 例えば物にはその材料とかそれを作る人の作った時間とかの価値が含まれていて、その価値を大きさを示す指標にお金があって、物を手に入れたいなら見合う分だけのお金を払う。ずっと昔はそれが物々交換で、「お肉をあげるから野菜をちょうだい」みたいなスタンスでやってたけど何かと不便だったんだろうね。
普通にお金を使うときってこれですよね。


2.目に見えないものを可視化する一つの道具
個人的にはチップとかおひねりとかがこれに当たるのかなと考えてます。
 価値の指標と似ているかもしれないが、個人的には少し違うのかなって、
感謝の気持ちなどを示すとき「ありがとう」の言葉だけじゃ何となく自分の感謝の程度と相手が受け取る程度に違いが生まれそう、ってなったときに色々な方法でその気持ちを示そうとしたときに”お金をあげる”が一つの手段なのかなと、頭を下げるとか飯をおごるとか体で…みたいなのもそれの一つだろう。


3.保険として
デジポッドとか敷金とかがそれにかと。
 なにかの物やサービスを使いたいってなったときに、「きれいに使うから!」とだけじゃあ説得力がないというか、万が一何かあったときにどうするんだとなる。だから「こっちは貸すリスクを負うんだから、借りる方もリスクを負えよ」みたいなスタンスでリスクを負ってもらうものとしてお金が一つの道具であるということ。誘拐や強盗の人質も広く広く考えたらこれなんじゃないかな?


こんな感じに僕は考えてますが、もちろん他にもあると思いますし異論もあると思います。時間と体力があったら話してみたいです。


実際は
 実際のお金のやり取りは先ほど挙げた3つの意味が事象ごとに様々な重みが付きながらされていると思います。
例1)スーパーでものを買うなら極端に言うなら10:0:0
例2)レンタルビデオ屋でDVDを借りる→7:0:3
例3)レンタル彼女→5:4:1
適当に考えてますしこれが正しいとも思ってないのでそれぞれの解釈だと思いますが、複合的に組み合わされてるなとは思えたかと。
 まあ普段は内訳とかは重みとかそんなこと考えずに潜在的なものさしみたいな感じなのかなって


僕が仕事でお金もらう意味

そもそもお仕事についての投稿でこんな事書いています。

案件や人によって柔軟に決めていきたいです。
その人の環境や考え方に合わせて相談しながら出来たら良いと思います。

てな感じで書いています。これの意味としては
案件の内容や頼んでくれた人間関係によってウェイトが違うよ!ってこと

 例えば友達同士(先輩後輩関係など)で頼んでくれる場合は1に当たる価値の対価としてはあまり無いかなって。だって知り合いと何か作ってるのに「自分の大切な時間が~~」とかそんなに考えなくないですか?むしろ形は普通じゃないけどこれも友達と一緒に過ごすような感じとは離れてないと思う。自分の機材買うわずかな足しになるレベルか、納期がめっちゃ早くて睡眠時間などが失われるみたいな時にはそう考えているのかなって。
 じゃあこういう場合は何を考えてるかっていうと、相手はおそらく2の要素は盛り込みたいだろうな~って思いつつ(だからお金もらうことを断固拒否!みたいなことはしないほうが良いかなって)、個人的に大事にしてるのは「その作品にどれだけ価値を見出しているのか、どれだけ本気なのか」ってことだと思います。
 適当に作った作品を丁寧にやるのもアホくさいし、逆はとっても失礼だし。僕と依頼者の温度差をなくすための先ほどの番号で言うなら3にあたる部分が強いと思っています。
 だから一つ言いたいのは、「金ないからお前には払えないけど、その金で楽器買ったんだ!スタジオで練習したんだ!」みたいなのは全然嬉しいですし、そういう人からは別にお金もらうなんてつもり無いな~って
つまり信頼関係と熱い気持ちです。

 じゃあ逆に企業とか、はじめましての人と何かをするときは1と3が大きくなるのかなって思います。普通にお金でサービスを得る感じです。感謝の気持ちとかよりもちゃんとしてくれますか?ってお互いに問いかけてる感じ。


 話は変わりますがが、経験に対する投資って大事だと思っています。じゃあ学生時代にこういった経験を積むためにお仕事を安く受けて色々やれたらいいなって思っています。最近はもっと色々な経験をしたいと思ってミックスとかだけじゃなくて色々遊びに行ったりとかもしたいな~って思っています。学生のうちにフェスに行ってみたくなったし、カメラ買って色んな所出掛けてみたいと思うし、映画もたくさん見たい。あわよくば友達とぶっとおしで桃鉄を99年やりたい。


まとめ

僕の意見をざっくりまとめますと
・別にお金がめっちゃ欲しいってわけじゃない
・人間関係や仕事内容によってお金の価値って変わる
・どんな案件にも共通してるのが、相手の本気度や作品に対する価値を知る指標にお金を使っている
・色々経験したいから安く受けてたくさんしたいです。

これ読んで一緒になにかしたいって思った方はこちらも読んでみてください


また会いましょう

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