2020年5月、エンタメに思うこと

ごきげんよう世界。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
最近はU-NEXTに加入して、昔から大好きなルパン三世シリーズをイッキ見しています。先程1stシーズンの23話を見終えました。

大学4年生になり授業も無くなった影響と、コロナの自粛期間で今までよりもたくさん音楽や映像に触れる時間が増えたと思います。
そして就職活動や制作会社でのアルバイトで、エンタメやコンテンツ作りの舞台裏を気にするようになったり、垣間見たりするようになりました。
そんな経験をしていく上で色々考えさせられる事になったので、この気持ちを残しておいたほうが良いと思ってひさしぶりにnoteを開きました。
コロナが収束して元の生活に戻ったり、実際に働きだしたりしたらまた変わるかもしれないから、ある種日記みたいに残したものです。

※これから続く内容は思想の強い内容が続くと思うので、気分が悪くなる前に閉じてくださいね。(宗教や政治的な発言はしませんのでご安心を)


--最近のエンタメを事実として書いてく--

こうは言ったもののフラットに、幅広く偏りのないようコンテンツを挙げていくことは無理だから、よく見るものあたりから自分の考えを抜きに書いていけたらいいね。

YouTubeでたくさん過去のライブ映像を流してくれるよね。

個人的な話であんまりライブ版の映像とかはあんまり見ないんですけど(ライブはあの空気感が一番価値があると思ってるので)、それでもお金かけずに好きなアーティストのライブを見れるのって良いですよね。
そう言いながらもGW中にYouTubeでやってたAimerの見てました。初めて顔見ましたけど、友達のめっちゃ美人な母さんにいそうな顔で1人でニッコリしてました。

色々なコンテンツが解禁されてる

さっきの話と被るんですけど、ライブに限らず今までMVや配信サービスで公開してなかったアーティストの音楽や、お笑い芸人のネタ動画、映画まで無料であったり低価格で手軽に手に入れられるようになりましたね。
エヴァンゲリオンを改めて見直したのですが、Qが難しかったので誰か解説してください。

テレビ大変そう

人との接触が避けられている中、ドラマは撮影中断で放送延期。バラエティ番組も過去の総集編を流したり、テレビ電話でのリモート出演だったりとか。色々工夫してるけど、スタッフの方々は大変ではないだろうか。実際に報ステのスタッフは感染してますし、慣れない手法で制作しないといけなかったり本当に頑張ってくださいって感じです。


--少し昔の話をしようじゃないか--

僕が小中学生のときは、今と比べるとものすごくテレビを見てました。
時代でいうと小学生の時は「はねるのトびら」や「ヘキサゴン」とか「エンタの神様」が好きでした。あの時からロバートの秋山って癖の強いキャラを演じるってやつ変わらずやってて、愛されてるのすごいですよね。秋山森乃進が好きでした。

中学生は「皆さんのおかげでした」が好きでした。「実食!」とか「修徳コール」がとってもキャッチーだったと思います。

僕はこういうの好きで学校で真似してました。
修徳コールもクラスの友達と一緒にやってた記憶があります笑

話を本質に近いところに戻していきますが、
昔の素人が投稿する動画ってテレビの二番煎じみたいなことしてませんでした?
今が全く違うとは言いませんが、素人が体張って笑い取る動画だったり、人気バラエティ番組の企画のオマージュだったりがYouTubeに上がってるような気がしました。探す気力は無いので記憶の中での話です。
あとはめっちゃレビュー動画多かったですよね。今もですけど。

これを通して僕が言いたいことは
昔は素人がプロの真似をしていた。ってことです。
お金とか規模感は出せないけど、出来ることをやったり工夫を凝らしたりして、テレビみたいな面白い動画を作ろうってなってた気がします。


--少しずつ今の話に戻る--

そう考えると最近のYouTubeって結構独自のコンテンツがありますよね。
昔からあったけど、ゲーム実況とかまさにそうだと思います。
あとはメイク動画とかルーティン動画とか。
誰から始めたかは知る由もないですが、テレビや映画などとは別の場所で独自の文化みたいなのが生まれて、それが色々な人に見られて色々な人が発信していってるってインターネットの恩恵思いっきり出てる。
最近好きなまこちというYouTuberの可愛い動画を貼ってこれからの思想の強い発言をやんわりさせたいと思います。


音楽もそうですよね。
VOCALOIDなんて典型的な例だと思います。
ボカロとか東方(東方はあんまり聞いてないけど)とかってパッと聞いただけで「同人音楽」っぽいと感じますよね。
あれって何がそうさせているんですかね。別にクオリティが低いとも思わないけど、メジャーのポップやロックの雰囲気とは違ったりしません?

ほんの少し前までの話になりますが、
プロ(芸能人や商業音楽家など)はプロの土俵があって、アマチュアはインターネットのおかげで気軽に自分の作品を公開できる土俵が生まれた
と考えていました。
もう少し砕いて言うなら、プロはテレビやCDの発表などで表現して、アマチュアはYouTubeやニコニコ動画などで自分の好きなものを作るというプロとアマの間に明確な線引きがあったと思います。YouTubeは規模が大きいので例外もたくさんありますが、イメージで言うとプロが作った何か(MV)とかを見てたらYouTuberの動画見つけた的なシチュエーションを想像していただけると伝わるかと。
最初にきっかけは違ったかもしれないけど、アマチュアが作った動画を見ている事実はあったと思います。

その文化が発展していくことで、人気YouTuberやボカロPなどが誕生して多くの人に知られていき、メディアの露出や全国流通で物が売れたりするようになりました。
そして人々は面白いものを作れば誰でも夢を掴むことができる!と思ったはず。
実際に成功者がたくさんいますし、正しいと思います。


--ごく最近の話--

最近そういう成功者ってたくさん出てきましたよね。YouTubeやインスタで人気だった投稿者がテレビデビューして今ではお茶の間の人気者だったり、処女作が何百万再生もいってメディア露出や音楽フェスに選ばれたり。
でもそれは偶然バズったのでしょうか?疑問を持ち始めました。
別に陰謀論者では無いのですが、名前も知らなかった人が飛ぶ鳥を落とす勢いで流行っているけど、その中の人って素人?アマチュアが夢を掴んだの?と思ってしまったのです。
こうなってくると素人やアマチュアとプロの線引きはどこ?ってなってきますが、今はその話をしたいわけではないので、それぞれの尺度でおまかせします。そうなるとそもそも論この話がどうでも良くなる人もいるとは思うので、そういう方はブラウザバックで。

話を戻すとなんでそう思ってしまったかというと、以前よりもメディアの露出や伸び方が尋常じゃないってこと。これって自然発生的に生まれるのかよって疑問に思ってしまいました。SNSで拡散する文化が馴染んできてねずみ算的に人々に触れられるようになったのかもしれませんが、自分の中ではその感覚がないから疑問に思ってしまう。
これ絶対後ろに広告代理店か太いコネクションを持ったプロデューサーおるやろって思ってしまう。

そしてもう一つ、芸能人のYouTuberデビューなどプロがアマチュアの現場に降りてきたこと
より身近なところでコメント欄などを通じて触れ合えるようになったのはとっても良いことだし、ファンとしては嬉しいだろう。実際最近まではそのことに関しては何とも思ってなかった。
けどこれってインターネットのおかげでプロとアマの境界が曖昧になったって言葉を正しくいうとプロがアマチュアっぽくなってきたのではないだろうか?
実際に芸能人の出してる動画ってアマチュアYouTuberのパクリじゃないですか?ゲーム実況したり、ルーティンやったり、メイクしたり。
ここで言いたいのが、アマチュアがプロの真似をしていたことからプロがアマチュアの真似をし始めたということ。


--これらに対して思うこと--

はい!ここから思想の塊!!考えもまとまってないし読みにくくなるぞ!

後ろでお金が動いてるんじゃないかって思ったらゲンナリしちゃう

名前も知らなかった人が飛ぶ鳥を落とす勢いで流行っているけど、その中の人って素人?アマチュアが夢を掴んだの?と思ってしまったのです。

ここの話の続きをすると、今人気なアーティストであったり投稿者が全員後ろにお金のニオイがするとは言いませんが、途中から作品の雰囲気がガラリと変わったり、指数関数的な伸び方を目の当たりにすると素直に喜べなくなる。
なぜ素直に喜べないのでしょうか。考えてみた。
それは作者が本当に作りたいものを作っていないんじゃないかと考えてしまったり、良いものを作ろうから売れるものを作ろうに変わっていったような気がして、作品の価値が落ちたような気がするからだと考えられます。
じゃあバンドの音楽で、インディーズ時代とメジャーデビューしてからの変化が嫌かというとそうではない。だってあの人達って売れるためにやっているもの。
つまり、一部のアーティストには自分の世界を表現し続けてほしいという願いがあったのだと思う。
結果的に自分が良いと思ったアーティストの中で、その世界を出してほしいと思ったアーティストがお金のニオイがし始めたときに拒否反応が出てしまう。


素人のふりをしたプロがセコく見えてしまう

上にも書いているが、最近の文化背景としてアマチュアが簡単に自分の作品を発信することが出来るようになってるけど、その中にアマチュアのフリしたプロがいる気がする。
もちろんその人がプロともアマチュアとも名乗ってないから勝手な想像に過ぎない。
けどポッと出のアマチュアがこのクオリティ出せるか?ってなるし、その売れ方マジ?ってなってしまう。
そういう人を勝手に素人のふりしたプロって言ってるだけです。じゃあそういう人たちが様子見でYouTubeとかに投稿して、売れたらギア上げていくやり方が良く言えば堅実だと言えるけど、言い方を変えればプロらしくない。


プロのレベルが落ちた

プロがYouTuberデビュー、そしてゲーム実況やメイク動画をやってることに対して前まで何とも思わなかったけど、ふと疑問に思った。
いつだかの昔まではアマチュアがプロの真似をして再生数を獲得していたのが、プロがアマチュアの真似をして再生数を獲得してきたのではないか?カメラ1つ、個人の規模でやれる最大限面白いことがそれだからやってるのかもしれないが、それで良いのかプロフェッショナルよ。
先程も書いたが、プロとアマの境界が曖昧になったという表現は、アマチュアのレベルが上っただけではなく、プロのレベルも下がって結果的に両者の差が縮んだのではないのか。もちろんアマチュアじゃ触れない高いレベルで活躍するプロもいるのは分かってるし、なれるならそうなりたい。


でもこうやって書いていくうちに、俳優やモデルの人は企画や編集力で食っているわけでもないと気づいた。
するとだ、自分が思っていることはプロにはでかい規模でものづくりをしていて欲しいということかもしれない。難しくなってきた。

宇多田ヒカルを聞いて落ち着こう。

やっぱり宇多田ヒカルはいつ聞いてもいいですね。AutomaticのMVでずっと中腰なのはセットの横幅が狭くて、自分が立つとセットの外が写ってしまうのではないかと心配してあの高さでとどめたとか。



--これからのこと--

大切なのはこれからの未来。だって自分が社会に出るのだもの。


5年後、10年後に流行るコンテンツってなんだ

そんなの分からないよ!って言われたらこれを書く意味がないからもうちょっと考えよう。
過去から学ぶと自分が触れてきたものに限ってしか話せないが、中高生(4~7年前)のときに流行ってたものを思い出せばヒントになるはず。

中学生の頃はめっちゃボカロ聞いてた。ミックスとか楽しそうって思ったのもこれがきっかけ。そう考えると長いことやってるな俺。そんなことは良いとして、一番好きだった曲は決められないから、好きだったものの1曲を貼っておく。

再生環境が変わったのか、記憶の中で曖昧になったのか分からないけど、YouTube版音変わってない?

高校生はちょっとオシャレ系の邦ロック聞いてた。椎名林檎はそこで出会ったし、indigo la Endとかもそのタイミングで出会った気がする。音楽の趣味でいうと参考にならなそうだけど、好きだった聞いて欲しいバンドがあるからそれだけは貼っておく。もう解散しちゃったんだよね。

高校時代で言うならパズドラにハマってたからそのゲーム実況動画はよく見てた。無課金でやってたからYouTuberがドバドバお金を入れてるのを見て羨ましく思ってた。


これらを振り返ると

いまメジャーで流行ってるのとそんなに変わらなくないか??
若者に人気でガンガンメディア露出しているアーティストを思い浮かべて欲しい(ヒントは”夜”)
個人的にはボカロっぽく聞こえる。話を進めやすく極端なこと言うと、5年くらい前にサブカルで流行っていたボカロ文化が、大衆的な文化に浸透してきているではないか。
そして芸能人が最近ゲーム実況だったりメイク動画だったり出してる。
おお、これは偶然なのか。


じゃあ今サブカルで何が流行ってる?

正直わからない。ブラウザのシークレットモード使ってログインしてない状態でYouTubeのトップに動画を見てみた。
お笑い動画、白日、魚を捌く動画、YouTuberのよくある企画もの、猫、乗り物(車・電車・飛行機など)、ニュース、ゲーム実況、スポーツダイジェスト
まあ見た所で分からない。けど自分がいるコミュニティの中で何か目新しいジャンルのコンテンツってのを見てない気がする。


それってやばくないか?

とっっっっっても安直な考えだが、5年後、10年後メジャーで流行るコンテンツは今のサブカル文化説だったとしたら、メジャーなところもサブカルなところも皆して同じことしてるんだもん。


5年後、10年後流行るものってなんですかね?って考えた時、自分なりに考えた答えが結局「そんなの分からないよ!」になった。

自分の知らない場所でこれから流行るかもしれないコンテンツが生まれてるといいなって思ってます。


コロナウイルスの影響を考える。

先日、福岡県は緊急事態宣言は解除されたものの、コロナウイルスの収束はまだ先だろう。もうちょっと頑張っておうち時間を楽しむしかない。
本当は友達と遊びたいし、旅行もしたいけど、もう少し我慢しよう。

コロナウイルスの影響で遠隔での仕事や交流が余儀なくされた。
誰かが言ってた言ってた言葉を借りるなら
このコロナウイルスの影響で本当は5年、10年かけて来る未来が一気に来た」と。非常に腑に落ちた。
確かに塾などには前から動画授業があった。ということは理論的には学校の授業も動画でもそんなにおかしくはなかったけど、今まではそれはスタンダードでは無かったと思う。しかし三密を避けようという行動のおかげでものすごい勢いでスタンダードになった。大学のオンライン授業はまだ受けたことはないが、個人的には周りの人と喋るという概念がなかったりで違和感は持つだろう。けどどうせ対面授業でも内職したり、集中して聞いてなかったから皮肉なことに得られる知識はさほど変わらないと思う。
少し横道に逸れたが、働き方や教育のあり方も徐々に浸透するはずだったことが一気に浸透した
AIに奪われる仕事みたいなのがよく議論にあがるが、AIに限らず文化の変化で必要とされなくなる仕事や人間などが垣間見できた気がする。
クリエイターは無くならないだろうけど、エンジニアはどうだろうか。とっても心配だ。無くなりはしないだろうけど、必要とされる人数は減ることは間違いない。そこに生き残りたい。

違うんだそういう話をしたいわけじゃない。「5年、10年後の未来が一気に来た」ということを通じて言いたかったのは、
きっとこれが流行る!みたいなものが一旦リセットされたんじゃないか?ってこと。文化的な時間経過と、実際の時間経過に歪みが生じて、文化的5年が5年かからずに来てバグったってこと。その結果、2025年に流行るものはいよいよ未知なるもので、これから人々がどう文化を受け入れるかによるのかなって。
そうなると今自分が抱いてたエンタメに対して思う”ちょっと嫌な気持ち”が晴れるのかもしれなく、わくわくしてる。



この話を大人に相談してみた

バイト先の社員さん(Tさん)にzoomでの打ち合わせ終了後、雑談みたいな感じでぶつけてみた。午前中にする話じゃないだろ!重すぎ。
けど話してみるといいものですね。色々な経験談や考えを聞けた。

大切なのは自分のやりたいこと、偉い人が求めてるもの、世間が求めてるもの、お金、時間などの要素を自分なりのいい感じのバランスを取ること
そのバランスって人それぞれだし、自分がおかれる環境によって変わるだろう。けどそこで良いバランスを見つけないと幸せになれないはず。

Tさんと話してるときに挙がった「売れるものが良いものか、良いものが売れるのか」理論。気になったのでTwitterで聞いてみました。
みんな色々な考えを持ってるなと思いました。これが投稿されてすぐでしたらTwitterの投票機能の有効期限が残ってるのでぜひあなたの意見も教えて下さい。


最後に

だらだらと深そうで浅い話を7000文字近くかけて書いていきました。
前までもっと思想みたいなものは薄くて現実主義的な側面あったと思ったけど、人間変わるもんですね。

この場をお借りして自分が話したかったことをまとめると

・今と昔でエンタメのあり方が変わった気がするけど、純粋に良いと言い切れない
・お金の動きに拒否反応が出てるけど、受け入れないと
・プロっていうのはプロらしくすごいことして欲しい
・これから何が流行るのかがとても心配
・コロナウイルスの影響で文化的な時間が大きく進んだ。
・それがあってある意味時間がリセットしたのではないか
・人と関わることって大事
・答えが出なくても考えることはやめない

なんか最後スパムアカウントでありがちな文言で終わってないか??


まあいい。それじゃあまたどこかで。
お別れはこれ嫌いなやつはただの逆張りだろっていうparis match のSaturdayで


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