家族エピソードトーク【絵本】


わたしの両親は、おもしろい。
見た目が特徴的なわけでもないし、別にギャグセン高いわけでもないんだけど、なんかウケるエピソードがけっこうある。
自粛で暇だし、せっかくなのでここで披露していこうと思います。文才がない故に面白さがうまく伝わらないかもしれませんが、自己満足なので許してください(予防線の張り方エグ)。

お母さんの話はよく友達にするし、友達からも人気の高いオモシロカーチャンではあるんだけど、お父さんが天才なときがある。お母さんがお父さんを強めにイジることで家が爆笑の渦につつまれるとこがよくある。お父さんは、ロッチ中岡とかそっち系な気がします。

20年くらい前、王様のブランチ(恵俊彰とかが出てた時代の)で「はっぱのフレディ」という絵本がとても感動するというのをやっていた。お母さんはアユミに読ませようと思い、お父さんに会社の帰りに買ってくるよう頼んだ。
しかし、会社を出たと連絡があってから、ずいぶん経ってもお父さんが帰ってこない。
心配してお母さんが電話をかけると、めっちゃデカい本屋に来てしまったので探しづらく、店員さんに調べてもらったが、ない。とのこと。

そこでお父さんがけっこう緊迫したトーンで
「ねぇ、本の名前あってる?
本当にかっぱのフレディなの??」
と言った。
かっぱじゃねえ!!!かっぱだとしたら名前フレディって欧米か!?そこは助六とかであれよ!! 
お母さんはそうツッコミを入れたかったが、笑いすぎて声が出ず、蚊の鳴くような声で
「は、、はっぱ…ダヨ…」
とやっとの思いで伝えた。

お父さんは恥を忍んで、かっぱではなくはっぱだと店員さんに打ち明けると、「あ、それならココっすね」とソッコー持ってきてくれたそうです。店員もつかえねーな!

本の内容としては、「だれにでも死はおとずれる」という当たり前ながら重い命題を子どもにわかりやすく伝えることのできるとても素晴らしい作品でした。
が、我が家では表紙見ただけで笑けてくる本になってしまいました。

ちなみに、欧米か!というツッコミは当時まだ存在しておりませんので、盛りました。
タカアンドトシは、このエピソードから着想を得たネタで2005年に爆笑オンエアバトルチャンピオン大会で優勝し、ブレイクしたとかしてないとか。

父に関するエピソードは、
忍者村すべり台事件
脇腹急所事件
などたくさんありますので、気が向いたらまた書かせてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?