どもども皆さんこんにちは。ニヤリーです。今回はハザード退化やっていきます。今年はテイクバックチャージャーの登場や頂上サイクルの登場で地味に強化された一年でした。その集大成となる構築を解説していきます。
それでは早速ですが、構築がコチラ！(※超次元ゾーン無しの構築でオリジナルでも問題無く使用可)

エボリューションエッグを採用しフィニッシャーにCRYMAXジャオウガを添えたハザード退化。4ターン目までのハザード退化の再現性向上とフィニッシャーへのアクセス率向上を目的としてエボリューションエッグを採用。2ターン目：エボリューションエッグ → 3ターン目：モモキングダムX召喚 → 4ターン目：生魂転霊orテイクバックチャージャーで退化という流れで従来のハザード退化に無かった4ターン目までの動きの安定感を獲得しています。多色が多く、動きにくいイメージのあるハザード退化ですが、ヴォルゼオスバラモルドのキングセルを採用しているおかげで、手札からアンタップインできるカードが合計で23枚もあり、4ターン退化まで安定してマナチャージを行うことができるのも特徴です。なお、バラモルドはアンタップインの色マナかつ受け札がメインの使い方で、基本的にフィニッシュはハザードとクラジャで殴って勝つこととなります。バラモルドはあくまでクラジャでフィニッシュできなかった時のサブプランであり、「クラジャがダメならバラモルド」という感じで伝家の宝刀として温存しておくのが、バラモルドの基本的な使い方となります。それでは構築の概要が分かったところで次は各採用カードの解説です。

■ 竹馬の超人/テイクバック・チャージャー

ハザード退化の革命児。なんか知らない内にハザード退化が超強化されていた主要因はコイツです。下面の呪文でモモキングダムXをマナに送ることで生魂転霊と同様、退化しつつ2ブーストできます。ついでに青魔導具の新世壊を除去できる点も魅力です。上面の竹馬の超人はガイアハザード成立後に場に出すことで、打点兼ガイアハザードの効果補助を行うことができます。また、上面のクリーチャーでマナブーストした後の次のターン、バラモルド召喚コストの9マナに到達するため、バラモルドとも相性が良い点も覚えておきましょう。

■ Disジルコン

ハザード退化の課題であるリソース面を一気に解決してくれるカード。序盤のマナ置きやデドダム/ヴォルカニックなうの墓地送りカードにもなる等、このデッキでも使用感が最高に良いカードです。4ターン目までに転霊とモモキングダムXを確保しておけばハザード退化が完成するため、3ターン目にプレイするルーターの及第点として使用することもできます。2枚だけの採用であるため少ないように思えるかもしれませんが、次元の霊峰でサーチできる点を考慮すると引く確率的には3枚採用と変わりません。

■ ドンドン火噴くナウ

もともとこの枠は同じシータカラーのカツキングでしたが、カツキング自体が革命チェンジギミックを採用しないとバリューが低くなることやマナブーストできないことが気になり、このカードに枠を譲ることとなりました。不足しがちな赤と青を持ち、除去トリガーかつマナブーストできるカードということで、このデッキの欲しい部分をここまで内臓したカードは他にありません。

■ 闇参謀グラン・ギニョール

"他のクリーチャーをバウンス"というのがミソで、モモキングダムをバウンスして退化するのは勿論、デドダムや竹馬の超人等を戻し再利用する使い方もでき、さらにはSトリガー獣で受け札にもなる等 このデッキでは非常に汎用性の高いカードです。ムゲンクライムで墓地から召喚できるため、ジルコン同様次元の霊峰からサーチできるリソース札です。

■ 次元の霊峰

モモキングダムと退化札であるグランギニョールを選択的にサーチできるスーパーカード。元々エボリューションエッグの3枚目を採用していましたが、退化札までサーチできるコチラに枠を譲るべきと考えコチラを採用しました。

■ 頂上サイクル

リソース力の無いこのデッキでは非常に貴重なリソース札です。また、3色のクリーチャーということで転霊の的にし3ブーストできる点もかなり強力。さらに覚醒リンクによるヴォルグイソレイトがフィニッシャーとして申し分無い性能であるため、メインデッキのクラジャとバラモルドに続く3体目のフィニッシャーとして運用することもできます。

以上です。

はいそれでは、いかがでしたでしょうか。4ターン目までの再現性向上とフィニッシャー獲得能力の向上はハザード退化の長年の課題だった部分を綺麗に克服した良い構築かと思います。まだまだ構築を練っていく必要がありますが、比較的早いターンで強力な押し付けができるこのデッキに改めて可能性を見出したため紹介させていただきました。皆さんもコチラのハザード退化を是非お試しいただければ幸いです。それでは今回の記事はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました。