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「芸術テロリスト」バンクシー

アクティヴィスト「バンクシー」の絵は魅力的か?

わたしが2004年にロンドンでインタビューをしたときに肩書きを尋ねると「アーティストと呼ばれるのは別に構わないよ。正直、どう呼ばれようと気にしないな」と丸投げでした。実際アート界やこの社会では「どこの誰」が作品を作って、「誰」によって作品が評価されたかによって評価されがちですが、バンクシーは、いくら有名になっても、自分が何者であっても、「どこの誰」ではなく「何をどう描いたか・作ったか」を観て、作品に注目してほしいと願っているから正体不明を貫いてるのではないかと思ったのもこの頃です。2000年代初頭に、自ら「芸術テロリスト」と名乗っていた時代もありましたが、肩書きを付けるとしたら、まさに、”アートを使って既成の価値観や権力に揺さぶるアクティヴィスト(活動家)”が近いのかもしれません。
鈴木沓子 執筆、翻訳、編集。 NEW『バンクシー・イン・ニューヨーク』、『BANKSY -日本語版』(パルコ出版)、『海賊のジレンマ』(フィルムアート社)、ユリイカ『バンクシーとは誰か?』ほか。ご連絡はコチラまで→ tokosuzuki@gmail.com

それを詳細に読むと、 鈴木沓子さんは仕事で直接バンクシーに会ってインタビューした、ということがわかる。このnoteには、第一線で活躍している人物が多いので、「鈴木沓子」さんもその中の一人なんだろう。

本題は画家「バンクシー」が何を描いて、社会は、それをどう評価して、また、オークション「サザビーズ」で、『赤い風船と少女』が104万2000ポンド(約1億5500万円)で落札されたことが、どうなのか、落札者は、それが絵としての価値を評価した値段なのか、といろいろ詮索はつきない。

もっとも、「1億5500万円がバラバラになる!」というおまけつきで、一躍有名になったのも、~らしい、ことでさぞかしバンクシーは、溜飲をさげたのではない。

そうしたもろもろは、われわれ一般庶民にとって、とわの仮想話しであり、おそらく一生、それを拝むこともないだろう。そういえば、東京のある場所に「バンクシー」が出現して、それを知事が保護したとニュースにあったが、まことに日本的な取り扱いで、その絵をみて都民が、また一般人がみてホーッと嘆息している様子は、まったく想像されない。とどのつまり、絵画を鑑賞する、という文化は日本にない。私はそう認識している。

あるのは特別階級世界のみに継承されてきた文化とそこに保存された国宝級の遺物(楽茶碗)を年に一度程度、「ご開帳」として展覧するというスタイルはある。

それに類する話しであの「前澤友作」氏がジャン=ミシェル・バスキアの絵を買ったことも有名で、それを売るとか売らないとか、それも話題になっている。

またどうして「無名作家」の絵に1億5500万円の値がつくのかまったく理解できない。そのメカニズムは、そもそも「オークション」というシステム、それを支える富裕層があるから、成り立っているものと思われた。現代日本画家の世界的アーティスト「村上隆」は、みずから海外にでかけて自分の絵を販売するという戦略をとっている。ただ黙っていてはだれも買わない、という現実を一番判っている日本人絵画アーティストであり、批判はあるものの、その姿勢を私は評価している。

過去に路上作家として名を残したアーティストは、何人かいた。どれもみな名を隠したがって、社会に背を向けていることが売りだった。

キース・ヘリング、アメリカの画家。ペンシルベニア州レディング生まれ。
生年月日: 1958年5月4日
死亡: 1990年2月16日, アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ニューヨーク

ジャン=ミシェル・バスキア.
生年月日 1960年12月22日
死没月日 1988年8月12日

ジャクソン・ポロック
生年月日: 1912年1月28日
生まれ: アメリカ合衆国 ワイオミング州 コーディ
死亡: 1956年8月11日

アンディ・ウォーホル
生年月日: 1928年8月6日
生まれ: アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 ピッツバーグ
死亡: 1987年2月22日,

ロイ・リキテンスタインはアメリカ合衆国の画家で絵画というよりポップアートに近く塗り絵下図が売れていた。 資料ウィキペディア

テンプレート画 Tumblr  https://www.tumblr.com/login




バンクシー






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