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ニホン人は外に出て日和見できない

二つの投稿記事が期せずして同内容のものだったので、二つ合わせて語ってみたいとおもいました。

どうしても批判的になってしまうのは勘弁していただいて、その中から、海外の日本人はどうしたら普通に立ち回れるか、またどうしたら日本人としての拠り所を、相手に説明できるか、それがむしろ自分のアイデンティティーになるんじゃないのか、そうかんじたのです。

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日本人男性はなぜアメリカでモテないのか?
松井博
2018/11/10 06:42 


【美徳】海外に出てみて見えた日本人の美しさ『◯◯◯◯』      Leo@元ラジオDJ 大学生の留学  2019/07/11 10:16


と書出しても実際私が海外経験があるのか、といったらまたっくありません。未体験者にそれが意見できるか、といったらできると断言する。

私の場合、逆から申しましょう。海外は向こうからやってきて、日本の古典音楽「雅楽」がやりたくてニューヨークから、はるばるやってきた青年は、20年たって、40半ばになりました。一度もニューヨークへ戻りたいと云った事が無い。親孝行の里(ニューヨーク)帰りはします。

真面目な人間ですから、雅楽演奏も我々とそん色なく、むしろ気の入れ具合が強いので、むしろレベルで勝っている。楽器とそのパーツ(した)の作り方も教えましたが、アッといまに覚えてしまい、以来、それを買ったことがない。クラリネットと同系のリード楽器ですから、それは楽器店で買うのが当たり前に考えられています。

まあそれは極論ですが、じゃ、日本人がニューヨークに行って、ジャズを勉強するのに、どのくらいの労力と金と脈が必要か、考えただけでもくたびれます。挙句の果て、ものにならなかった、と止めて帰国した、という話しは仲間の2.3人、いや20.30人はいるのではないでしょうか。

早いはなし、所詮と括ってしまいますが、その対象が大きすぎるか、その反対、とんでもなくマイナー世界で、引く手あまた、ちやほやされる別天地の巨大な隔たりがあります。

前者がニューヨーク出の、ジャズをやらないニューヨーカー。もう一方の東洋国での雅楽をやらないジャズ志望者の違いは歴然です。どちらを選んだかは、その人の好みですが、偏差値の低いものと高いもののよい選択基準は、だれでも判る。

それからわかることは、選んだ国の文化度と、それに対応できる自分のポテンシャルバランスを図って、そこに踏み入れるか、そこの問題です。

では海外で日本人がもてるかもてないか、という曖昧な判定基準は、そもそものその設定基準が相手に理解されない、というモチベーション定義がありません。

日本人同士だって「もてる」という曖昧感情表現は、それをコンビニにいって「もてる」ください、といってもレジで受け付けない。その言葉は、なんとはなしに使っていて、まったくローカル語であるにもかかわらず、男女間では、それがひとつのステータスみたいに語られる。それはローカル日本のみ有効で、一歩そとに出たら普遍性ゼロとなって言語の命を失う。それに気付いていない。

大なの小なり、それはすべての事象にあてはまり、そのことを簡略語に変換すると「ガラパゴス」化と、非常に巧緻な言い回しを唱えた優れたコピーライターがいた。それを喩えると何十万の簡略日本語が考案された。

そうしたことを大真面目に論じるのも日本人特性で、みずからをそう分析します。

もてない日本人は早速自分を語れる自分に変換して、再度ニューヨークへ渡航してください。

エッ、その自分を語るマニュアル取説はどこに売ってるって?

これじゃ永遠のガラパゴスから脱却できないよな、そだよね。そこ行く彼と彼女らのみなさま~。



それとは異なるジャンル別の吐露

私は客を選びます tetsu
2019/07/11 14:48





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