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なかしたこともあった.エリー

泣かしたこともあった冷たくしてもなお

よりそう気持ちがあればいいのさ

俺にしてみりゃこれで最後のlady  

エリー my love so sweet

二人がもしもさめて目を見りゃつれなくて

人に云えず 思い出だけがつのる ♪ 

#グノーシス

「グノーシス」とはギリシア語で霊知、神秘的直感という意味の哲学用語だ。このところ私の脳裏で、そんなことが湧き起こっている。

 人間が考える死生観とは観念的で、よくいえば哲学的宗教になる。その宗教というのは人間誕生有史以来人々の間に存在していたようだが、科学が誕生する以前では呪術的な要素が強く、空の天気のように雨が降る、降らないを祈祷によって雲を呼び込むという手法の確率はほとんどゼロに近い。古い時代よりあらゆる生活様式の道標を呪術形式で占っていた。簡単に分析すれば概念であり、かくかくしかじかはこうありたい、とその願いを祈祷者に託す。世襲的に霊能力があったとされる人物だから、ある一定の社会では信頼関係の上に成り立っている。彼らは古来より古い文明をもつ民族間では原始的宗教として人間を支配してきた。

 その系譜を継いだ各地に残る民話などは神話伝説やアニミズムの影響を受けた内容の説話が残っている。代表的な民話や日本古来、また慣習的歴史観の中で受け継がれてきた民話がある。それが民話「鶴の恩返し」である。 
 昔々あるところに老夫婦が住んでいた。と、はじまる書き出しの民話定番スタイルに無用な詮索はいらない。昔々とはいつなのか、あるところとはどこなのか、老夫婦の歳は何歳か、と問い詰めてしまうと話しが先に進まない。したがって定型句である「昔々あるところに」、が書き出しである。

 昔々、奥深い山里のあるところに老夫婦が住んでいた。ある冬の雪の日、夫が町に薪を売りに出かけた帰りに、罠にかかった一羽の鶴を見つけた。
 可哀想に思った彼は、鶴を罠から逃がしてやった。激しく雪が降り積もるその夜、美しい娘が夫婦の家へやってきた。道に迷ったので一晩泊めて欲しいと言う娘を夫婦は快く家に入れてやった。 次の日も、また次の日も雪はなかなか止まず娘は老夫婦の家に留まっていた。その間、娘は甲斐甲斐しく夫婦の世話をし、彼らを大そう喜ばせた。
 ある日、娘が「布を織りたいので糸を買ってきて欲しい」と言うので爺は糸を買ってきた。
 作業を始める時、娘は「絶対に部屋を覗かないで下さい」と夫婦に言い残した。布を一反織り終わると、娘は「これを売って、また糸を買ってきて欲しい」と夫婦に託した。 
 娘が織った布は大変美しく、たちまち町で評判となり、老夫婦は長者になった。初めのうちは辛抱して約束を守っていた老夫婦だが、ついに好奇心に勝てず部屋の中を覗いてしまった。 
 娘の姿があるはずのそこには一羽の鶴がいた。鶴は布に自分の羽根を織り込み、それを夫婦に売ってもらっていたのだ。
 
 機織を終えた娘は自分が爺に助けてもらった鶴だと告白し、両手を広げ鶴になり別れを惜しむ老夫婦に見送られ空へと帰っていった。

 会話の論点というか接点が初めからあったとは云い難い。だから会話がいつもちぐはぐで、お互いの一方的な話を一方的に喋っているばかりで、テーマとしている話題に発展性がない。仕方なく話題を換えて、初期設定に持ち込んだとしても、同じ道筋をたどってしまうので、元のもくあみだった。
 不釣合いな年齢的隔たりによる男女間の問題は偽りのない事実であるにせよ、言葉と言葉を交わしながら、これほど交差しない心理はどこから生まれるのだろう。もしかすると、脳を科学的に探ってみると物理的に複雑なことが起こっているのだろう。むかし読んだある本に、こんなことが書いてあった。

「脳医学の専門分析用語で音を人間の脳がどう感じ取るか、という表現用語に書かれていた。それを『ミッシング・ファンダメンタル』といい、脳の聴覚中枢で作られているのではないかと考えられている。解剖学的な事実から推測されていて片耳に1000ヘルツと1400ヘルツ、反対耳に1200ヘルツと1600ヘルツを呈示すると200ヘルツに聴こえる。左右の耳が交わるのは聴覚系中枢の上、オリーブという場所で、それまでは左右の情報は交わらない。結果として、この現象は脳の中で生み出されると考えられる。」

ホームレスの葦の風の灯火部屋

泣くのはおやめ、さあここにきて、そっとそっと お休み

あなたが髪を撫でてくれた。

ぼくじゃないよ

その優しさを感じたくて目を閉じた。

そうなんだ、ここは銀河の星の上さ

ゆっくり引き寄せてくれた胸の中に頬をつけて、あなたの感触を確かめる。

あそこの星、爆発したんだ超新星爆発、子を産むための準備さ

ずっとこのまま髪を撫でててほしいな。

ああいいよ、いつまでもね

ここはとっても安心できる。

そうさ、永遠にね

あたたかいあなたの腕の中。

そっとそっとおやすみ、カミオカンデゆりかごのなかで

***

※超新星爆発、後は中性子星となり強力な電磁波を発する。同時に「ニュートリノ」も発射しているが、それはあらゆる物質を潜り抜けてしまうため、特殊な装置で検知する(岐阜県飛騨.カミオカンデ)。
中性微子(ちゅうせいびし)と呼ばれることもある。原子核のベータ崩壊現象を説明するために1930年にパウリによって理論的に存在が予言された。





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