その人がいいと思った他人の写真や絵を無料で使いたいという人はたくさんいて
その中の一部が無断で使っていき
その中の一部がトラブルに遭い
その中の一部が少額賠償訴訟を個人で起こされ
その中の一部が弁護士対応になります

お仕事で撮影したもの、個人で趣味で撮影したものどちらであっても、その写真を1枚撮りに行くのにはお金がかかっています。

例えば。広島で、この写真を撮影するのにどれだけのお金がかかるか。

在来線　¥450×2+¥180×2
新幹線　¥17,720×2
宿泊代　¥8,500~
合計　¥45,200~
この1枚の写真に最低50,000円請求されてもおかしくないわけです、極端な話。
ちなみにカメラの機材代・飲食代はここに含まれていません。
趣味であったとしても時間もお金もこれだけかかっているわけです、仕事なんて言えばそれどころじゃなく。必要最低限でも経費があるのを分かって欲しい。
これを、右クリックや画面長押しで保存してご自分で別のことに使おうとか簡単に思ってはいけないんです。この広島の写真本当に持っていかないでくださいね、このブログの読者さん信頼してますから。ちなみにこれクレジットは入っていないものの、バッチリトリミングをはじめとした画像編集もしてますし。

よく「SNSにUPしている時点で捨てているのと同じ、そこまで騒ぐな」とかいう人もいますし、言われることもあります。それは人としてどうかと思います。

撮影した時にその場にいた撮影者の感じたこと、気持ちや思いを無断使用で心身踏みにじることをするということ。

私が画像を提供する場合には撮影したのは誰なのかっていうクレジットを入れるのを条件に1枚あたりいくらです、という話をしています。
事前に決済を済ませてから綺麗な画質のいい画像でお送りします(SNSやWEBなどにUPしているのはかなり画質を下げています)。
これが理解頂けないのであれば画像は提供しません。
画像元の方にきちんとお願いをするのは人としてだと思います。

写真をSNSにUPする事が多い方、こういう本をお手元に置いておくとすごく安心します。

実際にトラブルに遭って本当に困った、自分では解決できそうにないけど泣き寝入りもしたくない！という時にはプロにお任せしましょう。
知的財産権に強い弁護士を探して力になっておくことも必要です。思いつきでサーチするより、こういうポータルサイトでいくつか比較して探してみるのもおすすめです。

おしまい。