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顔と名前を一致させただけのオタクがTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEを見た話







こんにちは、あおみです。
だいぶ過ごしやすくなりましたがいかがお過ごしですか。
今日は別界隈のアーティストを見に行った話をします。









時は2018年、8月頃まで遡ります。この時わたしは手を出せずにいた「HiGH & LOW」(以下ハイロー)をフォロワーさんのススメを受けてついに視聴することにしたのです。長いシリーズ、顔と名前をほとんど知らないLDH所属の方達。唯一知っているのは片寄涼太さんと鈴木伸之さんのみ。このふたりはかつてわたしが応援するグループ、超特急のメンバーと共演経験があるふたりでした。なので、本当にこのふたりくらいしか知らずにハイローシリーズを拝見しそれで終わる予定でした。

──「PRINCE OF LEGEND」の本放送までは。

「PRINCE OF LEGEND」(以下プリレジェ)、王子が大渋滞。謎の世界観の中でさも当たり前に行われている王子選手権。そこに出場するため選ばれた13人の顔がいい男達。書いてるわたしもさっぱりわかりませんが、見てた人達わかる人いたのかな?ん?そんな謎の世界観の中で見覚えのある顔が何名か。まず片寄涼太さん、佐野玲於さん、関口メンディーさん。GENERATIONS from EXILE TRIBE(以下ジェネ)はGENERATIONS高校TVを夏の間見ていたのと、友人による佐野玲於さんの熱いダイレクトマーケティングを受けていたのでしっかりと覚えていました。
そしてハイローシリーズにも出演していた鈴木伸之さんと町田啓太さん。ハイローの時と同じくヤンキー役でした。いいですね!ヤンキー王子ってもはやよくわからなくて!町田さんはすごいキャラだったけど俳優的にはおっけーなの?あれは?

プリレジェはTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下ランペ)からも4人出演していました。放送当初はさっぱり覚えられず「そんな子いたっけな」くらいの感覚でした。そんな感じでプリレジェも放送が終わって劇場版やアプリの発表があり、年を越したところでひとまずわたしの中のLDHバブルは終わりを告げたのです。

ここまではいいんです、ここまでは。春先に吉野北人くんの顔を覚えるまでは。プリレジェのアプリも春先にサービス開始してちょっとだけやりました。やる上で一気に顔と名前を覚えたのでこの時に川村壱馬くんと藤原樹くんと長谷川慎くんも覚えたと思います。

それでもBATTLE OF TOKYOもジェネとランペの曲くらいしか見なかったし、そのまま落ち着くであろうと思っていました。でもHiGH & LOW THE WORST(以下ザワ)というハイローの新シリーズが決まったのです。ハイローはこの先はリアルタイムで追うと決めていたので「ついにきたか〜」と思いました。キャスト名を見てひっくり返りました。川村壱馬くん...!?あの...鈴木伸之さんの弟の!?(ちがうよ)

ここで(やっと)初めてTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEというユニットについて知りたくなりました(本当にごめんなさい)。アルバムを落とし楽曲を聴いて、ではMVも...と思って見たのがTHROW YA FISTでした。第一印象としては「怖い人たちいっぱいいる!!!」でした。散々ハイロー見てきたのにこの感想を抱くのはちょっと...って自分でも思いましたし笑いました。でもその「怖い人たち」という第一印象はなかなか拭うことができずに興味は薄れていき夏を迎えます。
夏の始まり、友人と話している間に超特急が出演することが決まったイナズマロックフェス2019に行くことを決めたのですが、8月28日に友人からのLINEにひっくり返ることになりました。

「イナズマの最終発表、ランペさんでしたよ!」

!?まじか!!??この時まだ顔と名前を覚え切れておらず、これはやはり第一印象をなんとか乗り越えて覚えなければならないという強い使命感を覚えました。インスタをフォローに回り、楽曲を改めて聴きながら第一印象を拭うために友人から送られてきた動画を見ていた時のことでした。身長高くて筋肉すごいのにビビり(ド偏見)の子がいる...!わたしの歴代の推しはギャップの塊の人ばかりなのでこの時点で凄まじくやばい何かを感じていました、長年培ったオタクの勘は当たる。そう、その子が今ランペで一番好きになってしまった武知海青くんです。
この時まだTHROW YA FIST以外のMVは頑なに見ていませんでした。理由として「パフォーマンスを見てハマってしまったらやばい」と判断していたからです。まだ「あの子(浦川翔平さん)の後ろで(山本彰吾さんに)ビビってて可愛く見えたから好きになりました」っていう不純な動機の方が逃げやすいと思ったんですよ...そんなことなかったし、むしろそっちの方が沼が深すぎたし業が深いとは後で知ります。まだパフォーマンス見て純粋にハマった方がよかったのではないか?そんな感じがします。

それから着実にランペのメンバーの顔と名前を一致させた頃、壱馬くんのオタクの友人とごはんに行く機会がありました。何の因果かその先に行ったごはん屋さんは、わたしが超特急に落ちるきっかけを作った時のお店でした。台湾料理っておいしいよね、魯肉飯だいすき。そのお店でごはんを食べながらいろんな話を聞き、グッズのランダム商法にひっくり返ったり、先日の5周年イベントの話を聞いたりしました。いろんな世界があるなあと感じる中で、わたしの中でしっかりと育つ感情があり見て見ぬふりをした次の日でした。昨日会った友人からのLINEで「絶対見て欲しい」と言われたものがあります。「HiGH & LOW THE WORST VS THE RAMPAGE from EXILE TRIBE PREMIUM LIVE SHOW」です。こちら完成披露試写会とライブが合体したイベント(という解釈でいいのかな)で、全国の映画館でライブビューイングをしているとのこと。その日は予定があってライブビューイングの開始時刻は間に合わなかったのですが、劇場窓口で途中からでも入れて貰えますか...と聞いたら大丈夫とのことで、映画の途中から入場。内容は後日ゆっくり見に行くことにして、わたしはライブパートのために深く息をしました。



果たして本当に見に来てよかったのかと悩みました。わたしは確かにギャップのある人が好きです。ジャニオタ時代からギャップの塊のような人達がずっと担当でしたし、今の推しもギャップのある人。海青くんを見ていて、長年いろんなジャンルを行き来して培われた勘はこの人はやばいと言っていました。高い身長にたくましい肉体と明らかに脱がされるということを想定された衣装、それらを身に纏った武知海青くんは笑うと優しそうな顔(大トトロに似てる)なんですよ...。それで(完全に浦川さんの流れ弾なのに)やましょさんにビビり散らし、そしてなにより 関 西 弁 でした。「あっこれは間違いなく落ちるわ/(^o^)\」とどこかで自覚していたかもしれませんが、認めたくないところがどうしてもあって。そんなことを考えながら迎えたライブパート。

想像の何倍も何十倍もかっこよかった〜〜!!

海青くんはとても輝いて見えました。やましょさんと絡むところはやはり大トトロとメイちゃんでした。海青くん!あなた海青くんって言うのね!完全に大トトロです。めちゃくちゃかわいい。ライブビューイングはひとりで気持ちを消化するにはとても難しく、「見に行け」と背中を押してくれた友人にLINEを送りました。その一部始終をご覧下さい。




ライブビューイングの次の日にはハイローとランペの話をし続けるTwitterアカウントを開設しました。軽率すぎるぞオタク!いやしかしこれでイナズマロックフェス2019にしっかり臨むことができるぞ〜!!!

.........いや、イナズマロックフェス!?!?!?

そうだ、忘れていたわけではないけどわたしは2日後にイナズマロックフェス2019に行く予定でありました。まず超特急とDa-iCEが出ること、関西地方の友人に「滋賀は京都から近いから!」後押しされる形で行くことを軽率に決めた現場でした。チケットを取った際はまだランペは発表されておらず、わたしもその時はLDHバブルが崩壊したあとだったので特に気にすることはありませんでした。それなのにやはり出演が決まることで意識はするもので、「じゃああのライブビューイングは予習ということに...しようかな...。」などと言い訳がましいことを考えていました。でもまさかその2日間ずっとランペの楽曲に沈み延々リピートし、京都に行く新幹線でもいかつい楽曲を聴きながら爆睡をかましていたなどありえません!...いいえ、ありえたんですよ。


そんな紆余曲折を経てイナズマロックフェス2019に臨んだのです。
日向坂さんはエリア外でゆるっと見ながら、超特急の冠番組である「超特急の撮れ高足りてますか?」に出演してくださっていたハマカーンの御二方を拝むため、日向坂さんが終わったタイミングでエリア内に向かいました。
それからDa-iCEを見て颯くんかわいいぃい〜〜〜〜とデレデレしたり、優先エリアを抜けてごはんを食べたりオタク達と写真を撮ったりしました。西川さんが広告塔のドライヤーお試しブースがあったんですけど、アンケートに答えてもらえるステッカーがめっちゃ嬉しかったので西川さんありがとう...溢れる愛...という気持ちになりました(何を言ってる?)
タイムテーブルが予め発表されていたのでいっぱい楽しんでいざ西川貴教さんを見にエリア内へ。随分と小さい頃から知っている方だったにも関わらず拝むのは初めてだったのでカッコイイ〜〜〜〜!!!ってずっと言ってました。美だった。美の体現。煽りが熱くてそりゃこっちだって盛り上がっちゃいますよね、ありがとう西川さん...!

ペンライトを準備したり芸人さんを見たりしていたらあっという間に超特急の出番。1ヶ月半ぶりの推し〜〜!雷神様の太鼓つけてまあかわいい〜〜〜と思わせてくれないセトリで初っ端からかっ飛ばしていく推しユニット。大好き〜〜!推したちは完全アウェイの現場で尚のこと輝くのを知ってるから、こっちも気合い入れてコールしちゃいます。持ち時間30分で喉潰れました。ありがとうございます。それから再びエリアを離れ、ランペは見ずに帰るという友人を見送り肉を食べて(めちゃくちゃおいしかった)再びエリアへ。ここで気付いたんですけど超特急の推しに浮かれまくっていてこれからランペを見るということがすっぽ抜けていました。

**「いや、これからランペ浴びるの?さっき推し見て沸いたのに?」 **

などと思っていても時間は待ってくれず、ひょっこりはんの出番を経てランペの持ち時間へ。理由のわからない恐怖で震えるわたしをグイグイ前へと詰めさせる友人たち。やめて!さすがに知らない現場の前方エリアは怖いから!せめて、せめてモニターがいちばん見えるところにして!とお願いして比較的見やすく怖くない位置を取ることができました。出てきた瞬間あーーーそこにいますねーーーーーーと思わずタオルで口元抑えました。うっ...海青くんいる、いるーーと思ってじっと見ていたんですけど、その後ろで友人たちに「あおみさんの推しだれ?どこ?」って突っ込まれても説明できず(笑)。演出でタンクトップ引きちぎったところでこれ!この人!!って説明したらすぐわかってくれました、ありがとう演出。でも乳首禁制界隈のオタクだから裸体に慣れてなくて、わたしは息をするのを忘れた。そんなことある?「WELCOME 2 PARADISE」で海青くんが長く抜かれるところがあって、そこはヒイィイイイアア......という気持ち悪い声を上げてしまったのは本当に申し訳ない。前方エリアじゃないから許して欲しい。
その後ぼちぼち帰るかとラスト近くでエリアを抜けたんですけど、「SWAG & PRIDE」が流れた時にあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ハイロー!ザワなんですけどォォオオオと崩れ落ちる始末。大丈夫、帰る!帰る!と振り切ってシャトルバスの待機列に。ここまで付き合ってくれたリョウガ推しとユーキ推しの友人には本当に感謝しかない、ありがとう。そこで上がった花火を目の前で見て、わたしの夏は終わりました。



その2日後、例の台湾料理店で密会したオンナに会う機会があり渡されたものがこちら。

右のは友人の壱馬くん。


ランペのヤクザ怖くない!?!?用意周到過ぎて怖いわ!と思ったけど、彼女はわたしが超特急にハマった時もペンライトを買ってくれていたんだ...うっ 落ちるのが手に取るようにわかっていたのか...?
(たぶんランペのヤクザが怖いのではなく、彼女が読みすぎている...怖い...いつもありがとう...。)


いろんな出来事が重なった結果なのでこれはもう武知海青くんに落ちて然るべきなのかな、と思いながらもいまひとつ決め手に欠けているのはわたしのオタク体質に起因するものだと思います。

知らないことがたくさんあって、毎日毎日検索しては知らないことを知る日々。こうやって少しずつ重ねていくことによって「好き」が募っていくタイプなので、周りから言われる「好きだと認めたらいい」と言われるのが割と...しんどかったですね...。そこは自分の体質と相談するのでどうか...どうか生暖かく見守ってください......。

というわけで、超特急とアイドルマスターシンデレラガールズのオタクがTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEを見に行った話でした。


2020.02.11.
ジャニオタ時代にやっていたはてなブログにリンクを置きましたのでこちらにも置いておきます。
お時間がある際はお読みください☺︎

http://magique.hateblo.jp/entry/2019/11/25/232536