多くの人が大学で勉強を

なぜ多くの大学生は勉強をしないのか

昨日の大学講義中、ふと題名のことを考え付いたので書きます。
コメントお待ちしております。

多くの、とりわけ文系大学生は本気で勉強する気のある人が少ないというのが現状だと思いますが、皆さんの学生時代はどうだったでしょうか。

私は勉強をしないこと自体は人の勝手だと思っているタチなので別に彼らに勉強をさせたいわけではないのですが、勉強もそれなりに楽しいのに単位の取得にのみ執着する大学生の気持ちの悪い現状には少々辟易しておりました。

このような現状を生んだ要因はいくつも思い浮かぶのですが、今回はその中でも最もシンプルな要因をお話しします。


結論から言うと、「教授の講義がクソつまらない」という要因です。


ここで次の画像をご覧ください。

この図は私がさっき書いたものですが、縦軸に高校、大学で学ぶ概念の難易度を、横軸は独学と誰かに教わるという場合分けをしています。

この図で最も伝えたいことは、大学レベルの概念は「教授の講義」というフィルターを通すことによって概念の難易度が上がっていることです。

私は、大学教授の多くは「物事を難しく教えるプロ」だと考えています。
大学の友人の中に「あの講義意味わからん」と言っている人がいますが、その原因は大学教授が簡単なことを難しく教えているからではないでしょうか。

その一方で高校レベルの概念を例えば塾などで教わる場合、塾講師は「わかりやすく教えるプロ」であるため当然、理解の難易度は下がります。

この両者間の隔たりの大きさこそが大学生がくじけてしまう要因であると私は考えます。また高校までで教わることに慣れすぎてしまった学生は特にくじけやすいでしょう。


そしてこの図の重要な点はもう一つあります。それは独学という場合についてです。ここでいう独学とは自分にあった教科書を探したり、動画コンテンツを用いるなどを含みます。分野によるとは思いますが、基本的に教材というものは市場に充実しているので自分の興味次第でいくらでも情報を集めることができます。

大学レベルの概念は高校レベルの概念からワンランク難しくなるというのは確かであり、独学の場合は本当にワンランクで済むのです。

しかし、大学教授のフィルターを通すことによって難易度がアップするのです。


(もちろん中にはわかりやすい講師もいるということはお断りしておきます。またこのnoteの内容が適用されるのは基礎概念のレベルでの学習であって最先端の内容などでは必ずしも適用されないこともお断りしておきます。)

過去の自分に向けて書いています。同じ悩みを抱えた人が私のnoteで救われたのなら、これ以上の喜びはありません。