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BRING ME THE HORIZON主催、新たな時代を告げるNEX_FESTへ

唯一無二のサウンドとカリスマ性で、メタルのみならず現ロックシーン最先端に立つBRING ME THE HORIZON。彼らがキュレートするフェス、その名も「NEX_FEST」。今回は11/4幕張メッセで行われた本公演に行きました

まずは物販

今回は前方観覧エリア、専用入場レーン、物販ファストレーンが付いたGOLDチケットを購入。当日は9:00に現地到着し物販の購入を試みますが…。

長蛇の列!

信じられない列の長さ。最果てが見えない。事前のオンライン販売も検討してみてはと思うほど。GOLDでも1時間弱並びようやく販売ゾーンに。欲しかったTシャツのXLが売り切れましたが、本命だったパーカーとニットはゲットしました。

そしていよいよライブがスタート。
濃密な1日の始まりです。


YOASOBI

トップバッターは今のJ-POPシーン屈指の人気を誇るユニットYOASOBI。何とほぼ最前で観ることができました。

「夜に駆ける」「ミスター」「群青」など、煌びやかでドラマチックなポップに包み込まれる至福の時間。バンド編成なのもあり、音源とはまた違う楽器の力強いサウンドが堪能出来ました。特にベース最高。レーザービームを多用した演出もめちゃくちゃ良かった。

フィナーレを飾った2023年を代表する楽曲「アイドル」は特に盛り上がりを見せ、サークルモッシュが爆誕。(?)
メタルコア畑出身のAyaseさんが敬愛するBMTHと共にライブが出来る喜びを語り、全てがハッピーに包まれました。

YOASOBIはメタルだった。(?)


I PREVAIL

今回BMTHと同じくらい楽しみだったI PREVAIL。アメリカはミシガン出身の5人組で、グラミー賞にもノミネートされたりとポスト・ハードコアシーンで最も勢いのあるバンドです。数年前から“推しのバンド”であり、今回の来日は本当に嬉しかったです。

待ちに待ったショーは大傑作Traumaの冒頭を飾るダイナミックなナンバー“Bow Down”で開幕。まず感じたのが…

I Prevailは実在した…!!!

“Body Bag”“Judgement Day”“Gasoline”などラウドでヘヴィな面と、“Bad Thing”や“Hurricane”等のエモーショナルな面。ツインボーカルと骨太な演奏による至高のポスト・ハードコア。大満足でした。

vo.ブライアンがインスタにて、精神状態が良くなかったが今回の来日で心が少し満たされたことと、日本への感謝を綴っており、とても嬉しかったです。今度は単独で来てください。


BABYMETAL

BABYMETALの1stアルバムが出た当時、その衝撃に度肝を抜かれました。メタルでありアイドルというギャップ、演奏陣のバカテク、そして曲の良さ。どっぷりハマりました。それから約9年、今やワールドクラスとなった彼女たちを遂に観ることができました。

重々しく儀式のような世界観を醸す“BABYMETAL DEATH”で幕開け。ERRAやGalactic Empireのメンバーによるバンド陣の強烈なサウンドを喰らい、最も好きな“ギミチョコ!!”へ。
“PA PA YA!!”や“メタり!!”など、NEX FESTという祭を盛大に祝うアグレッシブなナンバーや、世界観を研ぎ澄ました“メギツネ”“MAYA”など、多様なサウンドを展開。ベビメタワールドがガトリングのように降り注ぎます。

そして一番感じたのはSU-METALの歌唱力のうまさ。あまりの凄さに鳥肌が立ちました。“BxMxC”やばかった…。
アンセム“Road of Resistance”で終幕。メタルバースじゃ収まりきれないレベルのBABYMETAL。今後がますます楽しみです。


BRING ME THE HORIZON

遂に登場。今回の本丸。
前回の来日から4年ぶり、そして観るのは2回目。その4年の間に更に進化し、一層強大なバンドとなったBMTH。この日が本当に待ち遠しかったです。

荘厳な雰囲気を纏う“Can You Feel My Heart”で開幕。そこからさらに“AmEN!”“TearDrops”と重々しくエッジの効いた二連撃。会場が早速超熱狂。そして今回特に聴きたかった“Happy Song”。S-P-I-R-I-T, spiritを一緒に叫び興奮状態のままお次は“The House of Wolves”“MANTRA”!休む暇なんて一切与えない!と言わんばかり。

中盤には自分がBMTHを好きになったきっかけである“Shadow Moses”。凍てつく城を背景に、みんなでWe're going nowhere.を叫ぶ最高の時間。そしてYUNGBLUDが登場し、コラボ曲の“Obey”を披露。こちらもみんなで叫びまくる。

後半では“DiE4u”“Follow You”“Sleepwalking”など、叙情的なヘヴィネスが染み渡るナンバーを披露。エモいってやつです。
その後はハイパーポップをベースとしたナンバー“LosT”。BMTH流のポップが爽快で気持ち良かった!

アンコールでは遂にお披露目となるBABYMETALと夢の共演“Kingslayer”。この日のハイライトでした。イントロで全身鳥肌。
フィナーレが近づき、まずはBMTHで最も好きな“Drown”。悲痛な叫びを奏でる壮大なメロディに涙腺が緩みます。そして最後は“Throne”で終幕。王座を意味するこの題名は、現ロックシーンの王座に君臨する彼らを表してるように感じました。

vo.オリーのラウドで美しい驚異的なボーカルはもちろん、バイオハザードやメタルギアソリッドのパロディなどを盛り込んだSF風な世界観。楽曲だけでなく、観る者を魅了させる圧倒的なライブの良さを堪能できました。(ジョーダン不在が気がかりですが…)


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