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おいとくね


一輪の花を飾って愛でるような日常の中の幸せが欲しい。


実際はたまにお花を買ってきても毎日水換えをするような、生活に対するきめ細やかさは持ち合わせていない。生活の中に幸せをみつけるのはほんとはちょっと難しいのかもしれない。だけど毎朝の駅までの道にいい匂いの花が咲いてたり、雲の形で季節を感じたり、そういうことに"なんかいいな"を感じたら生活が愛おしくなってきた。何かを成し遂げたいわけでもないけどすきなことや、やりたいことはたくさんある。


仕事を辞めてからもうすぐ半年になろうとしてるけど、太陽がまぶしいとか、昼に出歩くと子供やおじいちゃんおばあちゃんがたくさんいることを知ったり、計画を立てて友達と遊んだり、ぼーっとしたり、そういうことがわたしにとっては特別なことなんだけれど、そう思えるようになったことが幸せなのかどうかは正直よくわかんない。それじゃ今まで不幸だったみたいだし。

いままでも幸せだったけど、これからは違う形で幸せになるっていうだけで過去の自分や仕事を否定したいわけじゃないよ。ぜんぶを愛する準備はできてる。




これからはわたしの足元で咲いてる花のかわいらしさをわたしのすきな人たちにもみてみてって言ってみたり、その花にリボンをつけてプレゼントしてみたいっておもってるよ。




#コラム

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