紫色の猿との思い出(2024/04/22)

小学生の頃、クラスでベイブレードが流行っていました。

男子生徒は四聖獣のベイブレードを持ち合って戦う中、私だけガルマーンというベイで戦っていました。

知ってますか?ガルマーン。

紫色の猿です。ググって頂ければ出ると思います。

主人公のベイはドラグーンというカッコいい龍。

仲間のベイはドランザーという鳥や、ドライガーという虎、そしてドラシエルという亀がいて、どれもカッコ良くて当時から大人気でございました。

ドラグーンもドランザーもドライガーもドラシエルも、どの玩具屋さんに行っても売り切れているほどです。

その点、私のベイであるガルマーンは割りと何処でも売っていました。

誰でも買える紫色の猿。それがガルマーン。

ガルマーンは弱くもなく、かといって強くもない。そんな奴だった気がします。

あの頃は毎日みんなでGOシュート。それはとても淡く尊い思い出ですが、

あれほどまでに青春を捧げていたにも関わらず、あんまり詳細を思い出せません。

それはきっと私がガルマーンを愛していなかったからだと思います。

「本当はドラシエルが欲しかったのになぁ」と思いながらGOシュートをしていた私に対して、ガルマーンはどう思っていたのか。きっとアッチのモチベも下がっていた事でしょう。

昔は四聖獣のベイブレードが欲しかったんですけど、今は一周回ってガルマーンをもう一度ゲットしたいなと思います。

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