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【RIZIN】あかんRIZIN45面白すぎて眠れん

大晦日、RIZIN(ライジン、という総合格闘技団体)の試合があったのだが、ネット配信はU-NEXTとかわけのわからんものでしか配信されないと知り、私はYoutubeの見逃し配信を待っていた。
そして1月7日、ついにYoutubeで全試合配信。
いくつかは期間限定(1月15日まで!!)なので、慌てて視聴を始めた。

やばい、寝れない。

朝までずっとRIZINの試合(と気になる選手の過去の試合)みてる。
面白すぎるのでnoteに感想を書き散らす。(2試合だけ)
ただ「格闘技のルール」や、「どういう種目出身だと何に強い」とかそういうのは詳しくないので、私的に面白かったポイントを紹介します。
あと、夜通しRIZINの試合を見ていた狂人の文章なので支離滅裂の可能性あり。(以下、敬称略)

第14試合/平本蓮 vs. YA-MAN

平本蓮は朝倉未来への煽り散らかしで知ってた。
平本蓮はすぐに挑発的な発言をする選手である。なのでアンチも多い印象
しかし、格闘技歴は長く堅く、お父さんの勧めで小学生の頃からキックボクシングをやっている。
この、いつどんなタイミングで格闘技を始めたのかというのは個人的に気になるポイントである。
朝倉未来は「路上の伝説」というくらいなので、「喧嘩」からの「格闘技」という流れで格闘技を始めた。あと少年院に入っていたりしたので格闘技を始めるタイミングも二十歳を過ぎてからと遅めなのだ。

平本蓮は朝倉未来に煽り散らかしても相手にされていないような選手だったが、今回の試合はバックグラウンドが非常に面白い。
平本の対戦相手であるYA-MAN(やーまん)は、RIZINの試合の約1か月前に朝倉未来にキックボクシングで1ラウンド  KO勝ちしているのだ。

YA-MANの戦歴

「総合」と「キックボクシング」と違いはあれど、YA-MANの右ストレートとその前後の乱打は凄く良かった。

YA-MANの右ストレートが朝倉未来に入った瞬間(2023年11月19日)

ちなみにYA-MANの生い立ちにはパンチがある。父親が違法薬物で服役し、貧乏な家庭育ち。中高は喧嘩しまくり、でも東海大学工学部に進学(ちゃんと卒業)、19歳の頃にキックボクシングを始めたという経歴である。
こちらは平本に比べると成り上がってきた感が強い。

YA-MAN vs 朝倉 の試合前にカメラに向かってハートを作りふざける平本

こんなことがRIZINの試合1か月前にあったので、
朝倉未来を煽り散らかしていた平本
VS
朝倉未来に1か月前に勝ったYA-MAN
という面白すぎる対戦カードとなったのだ。

私は詳しくないが、YA-MANはあまりガードを上げないスタイルであった。一方、平本はしっかりガードしながら、相手の動きを冷静に見極めていた。平本は試合後のインタビューでも語っていたが、ロープ際での戦法などしっかり作戦があったようだ。
試合は正直どっちが勝つのかハラハラしたが、よーく見るとYA-MANのパンチを平本はかわしているような・・・そしてYA-MANは打たれまくっている。血まみれだった。しかし打ち合いが多い試合は楽しい。あと二人ともめちゃくちゃ打たれ強い。そこが凄かった。
2人から「絶対に勝ってやる」という闘争心が伝わってくる。プロ格闘家による客を魅了する試合であった。
途中、個人的に笑ったのは、スポンサーが「にゃんこ大戦争」であったため、私が「ここ足技くるか!?」と足元に注目していたとき、間違えてにゃんこの足を見てしまった場面があった。

左側に紛らわしい足が・・・w

「やめろwwww」とひとり深夜に爆笑してしまったw
結果的に平本の判定勝ち。YA-MANは試合後のインタビューで号泣していた・・・涙

YA-MAN お前かっこいいよ!!
飄々とインタビューを受ける平本 でも解説めっちゃわかりやすい

本当に良い試合だった。両選手ともに今後の活躍をチェックしなければならない(使命感)

第15試合/クレベル・コイケ vs. 斎藤裕

斎藤裕(さいとう ゆたか)は私と同い年の36歳。格闘家としては結構年いってる。格闘技歴は堅いが、始めるのがちょっと遅い。超真面目な選手。
小中学校時は野球をやっていて、15歳のときK-1を見て格闘技をやってみたくなったという極めて真面目な格闘技への入り方をしている。しかし高校に部活が無く空手部に入部。高校卒業後にプロ格闘家になりたかったが、親の希望で日大工学部に進学(工学部多いな)。そしてやっとこさ大学1年に総合格闘技を始め、就職後も仕事をしながらプロを目指していたというとにかく真面目な選手。不良が嫌いという人でも推せると思う。

一方、クレベル・コイケはブラジル出身で7歳から柔道をしていた。14歳のとき日本にきて、柔術サークルに入る。しかし日本に来たあと荒れてた時期もあり、ストリートファイトしまくっていたため道場を破門になりそうになっている。・・・ってかクレベルとストリートファイトした相手可哀想すぎる(汗)相手が悪すぎる・・・。

クレベルは寝技がめちゃ強い。見ていて思うが、クレベルに寝技取られたら終わるという気持ちになる。

試合中、寝たままキックを繰り出すクレベル

↑このシーン結構ながくて、審判に止められるまでクレベルはずっと寝ながら相手を誘っていた。つまり誘い受けスタイル。でも誘われても絶対にいってはいけない。ここでいってしまったらクレベルによる鬼畜攻めが始まる。ここでの斎藤裕は距離をとった。

あと、驚いたのは金的
試合開始直後、斎藤裕の裕にクレベルのキックが直撃した。しかも2回直撃した。

金的1回目
金的2回目

斎藤裕の裕がデカすぎるのか、それともクレベルの足が長すぎるのか・・・原因は不明であるが、斎藤は非常に苦しそうであった・・・(汗)
一方、クレベルは「やれやれ、大げさな」という態度であった。

悶絶している斎藤を見守るクレベル


つうかクレベルはリーチ長いし寝技得意だしホントバケモンなのよ・・・。
そして3R・・・斎藤は意識がグワングワンの状態のようであったが、最後攻めに出る。

クレベルの締め付けから逃れようと必死の斎藤
クレベルを引き剝がした後、攻める斎藤!!


しかし、クレベルの魔の手が斎藤を襲う・・・。

寝技を決めるクレベル

クレベルは寝技が決まるとポルトガル語を叫び出す。
クレベルがポルトガル語を叫び出したらもう・・・終わりである・・・。
クレベルのダースチョークにより試合終了。

しかしこのクレベルに勝った日本人がいる。金原正徳である。しかしこの試合を見ていると寝れないのでもう寝る。

おやすみ