12/09 無料ライブ-TADA-に行ってきた

 記事を書くのが大幅に遅れてしまったせいで結構記憶が飛んでるかもしれない。ごめん。


 今日の現場はNiRVARGE主催の無料ライブ-TADA-。いわゆる無銭ライブだ。

 ということはあれか。もう私が地下アイドルの現場に行くようになって一か月たったということだ。初めて行った無銭の時とは違い今日は感謝の現金とたっぷりのライトを抱えている。会場の渋谷aubeもすっかり地図を軽く見るだけで行けるようになった。進歩だ。

 今回の同伴者はS氏。本当はR氏も一緒のはずだったが体調不良のため欠席となった。せっかくの衣装交換の日なのにね。


 そう!!!!1今日は無銭ライブにして恐るべき大盤振る舞い、秘密結社ニルヴァージュのメンバー内で衣装をスワップした公演が行われるのだ!!


 これはすごいぜ。だってニルヴァージュの衣装チェンジなんてただの色違いでは済まない。シャニマスで例えるならあさひの衣装を愛依ちゃんが着て愛依ちゃんの衣装を冬優子が着て冬優子の衣装をあさひが着るようなものだ。シンヴァなどと違いニルヴァージュの衣装はデフォルトのライブ衣装でさえもメンバーそれぞれの個性や嗜好が最大限に活かされた結果のコスチュームなのだ。これはお祭り以外の何物でもない。

 幸いにもその日は仕事が休みだったのでのんびりと洗濯やら衣替え(おっそいね。)をしてから会場に向かった。渋谷の現場(特にaube)は正直職場から行くよりも家からいった方が迷わずに行けるのでこれも幸い。開場時間五分前ぐらいに会場付近にてS氏と合流。お互い初めての会場前入りだった。


 多分他の箱もそうだろうがこういったライブハウスの前は往々にして狭っ苦しい雑居ビルの筵なので会場前に来ると出入り口の前に並ぶスペースなんてないので全員仲良く外階段に並ばされる。なるほど。 aubeの入っているビルは他のライブハウスと一緒にゴールドラッシュなるハンバーグ屋が入っている。最初はそこも箱の名前だと思ったが普通に飯屋らしい。外階段から溢れる漏れ聞きと肉の匂い……野外フェスの気配を感じる。

 外階段に並ぶよう指示されただでさえ狭い外階段をすでに並んでいる人間をかき分けて降りていく。途中でにっちもさっちも行かなくなったので立ち止まっていると開場が始まり列が幸いにして動き出した。流石に無理があると思う。この狭い階段に人間が二人並ぶのは。ただでさえ冬場だし……(自分も体の横幅よりでかい仕事鞄を持っていたりなどして申し訳ない気持ちはあるが)でも別に前から並んでる人は最前列狙いのグループだから早く来たところで……という話もある。逆に最善を狙うような方々は開場前の階段から勝負が始まっていると追っても過言ではないのだろう。指定席制でないというところはココがミソなのだろう。

 無事に入場。開演前だがやはり無銭なので普段より人も多く感じる。恐らく衣装チェンジという企画も相まって先月の無銭より人が多かったのではないだろうか。

 S氏も特に最前を望むというよりは壁沿いのいい感じのポジションが取りたいなという様子で意見が合致したので最後段の端に見事ピットイン。場慣れしている人は本当にありがたい……。


 今回はニルヴァージュが衣装シャッフルなのでとにかく撮影を中心にする。R氏不参戦のためチェキの代行を頼まれとりあえず5枚……うーん 贅沢だ。でもライブがタダならせめてチェキの一つも弾むのがせめてものアイドルへの礼儀だろう。今回は特例とする。

(補遺:この記事を書いている12/13日現在、ライブ参戦プロトコルにおける「チェキは一人多くても二枚まで」という制限は撤廃されています。詳細は次回エントリを参照。)


 今回はR氏へのアヤァさんを自分用含めて5枚、サクちゃんを1枚とあとは前回S氏より笑顔が素敵だと紹介されていたマークさんのチェキにもお願いする予定となっている。今日は彼と撮るために手のりのポムポムプリンも持ってきた。あとはポリゴン2。

 開演前は特典会前ぐらいの賑わい。混雑する前の客入りを見るに最前列や最前少し後ろの中央と奥のバーカン前段差が人気。段差を上がるとかなりステージとの目線がよく(特に諸姉の皆様には)人気なのは納得。皆一様にグループで固まって雑談を交わしながらなあなあに座っている。私はなんとなく立っていた……。


 子曰く、こういうところでは現場で友達ができるものだそうだ。そうなのか。私はソロ参戦の時はいつも会場に駆け込んでは終演後に特典会の撮影番号が来るまでkindle片手にイヤホンで完全に他者を遮断する。このように開演までの待ち時間も品田遊の「キリンに雷が落ちてどうする」を片手に(今日は同伴者がいるのでイヤホンは外して)周囲の様子を耳で伺う。

 ここまで書いといてあれだが品田遊のKindleって言うのすげーやだな。ダ・ヴィンチ・恐山の日記がなんか書籍化されたやつを読んでた。元々noteでウロマガを買ってバックナンバーなんかを遡って時折の読み物にしていたのだがいつだったか月額の支払いがカードの残高不足で出来ずに登録が解除されて再登録しようにも使いづらいブラウザでしか出来ないと言われまあ月に一回まとめて読むか読まないかぐらいだったのでサブスクはやめて書籍化なり読みたいときに登録する形式に変えた(noteほんとに使いづらくなったよね。そう思いませんか。自分の日記帳に使っていた頃のユーザビリティを返せよ。チップ機能とかいらねえから!)。

 なんか正直恐山の生活の上で継続的に発生する話を何とかカテゴライズと編集を加えエッセイじみた"読み物"にしているのにうさんくささを感じる。ので正直noteでバックナンバーを読み漁った方がいい気がしてきた。それに気づかせるための1500円ちょっとだとしたらかなり賢い。いつからいつまでのが収録されているのかは知らないがこの値段はウロマガ三ヶ月分の値段だからだ。だから今すぐみんなはウロマガに登録しろ。媒体はnoteじゃない方が読みやすいのかな今は……昔はアプリでスワイプすると次の日の記事に飛ぶシステムが大好きだったのにいつのまにかそうならなくなっていた。改悪だ。

 あー でも匿名ラジオでも取り上げられた恐山ししゃも焼きそばヘアコーム食いの生地があって久々にワロタの経験をした。余談だがこの話はずっと開演待ちの間に書いていたものをそのまま転記しているので飛ばしてもらって構わない。もう終わるけど。これを見越して読み飛ばしていた君は先見の明があります。


 NiRVARGE主催ということで出演アーティストは定例のバグる・秘密結社ニルヴァージュ。先方のバグるはやはり曲の電子音がゲームみたいで楽しい。あとはニルヴァージュとバグるを兼任しているぴょんちゃんがバグるだとかなりクオリティ高めのパフォーマンスを見せてくれてよかった。ダンス上手いなマジで。

 なんか最近あんま書くことなくなっちゃったな。複数ユニットの出演があっても案外理解度で書けることが変わってくるのでもっと知見を深めるか諦めて記事を短くするか。後者だな。あまり特定のユニットに固着するよりは幅広くいろいろなユニットを見てアイドルを学んでいくのが今回の研究の最大の目的なので。


 バグるの公演中盤、なんと11月の公演でお会いしたT氏と再会。R氏は不在だが三人で公演を見ることになって非常にに楽しい。

 そしてお待ちかねのニルヴァージュのターンが始まる。今日のセトリはかなり通好みで前回の無銭よりも渋めの曲選。まさかえぴっくすたぁ時代の楽曲を持ってくるとは思わなかったぜ。最高だな。


 申し訳ないがライブの記憶はもうこれぐらいしか残っていないので割愛させてもらう。毎回楽しかったね〜で終わってしまわないために記事を書いているのだが最近は業務中に記事を書く暇すらない納期の仕事が立て込んでおり今日やっと記事に手を付けているわけだ。


 え? 土日に書けばいいじゃないかって?

 土曜も土曜で仕事が忙しいわ日曜には末日の東京鯖のワイプが始まったからそれどころじゃなかったんだよ! 言わせんなバカ!(旬なMMOランキング一位常連のsteam18禁オンラインゲーム"末日大逃殺-Final Hope-"、現在新サーバーOOSAKA CITYにて全既プレイヤーが一切のセーブデータを抹消され心機一転頑張っております!新規ちゃんも参入するなら今だ!!)


 ということで以降は特典会の記述になる。

 相変わらずライブ後の物販列の形成にうまく入り込めるかは運なので、今回も二者択一でもぐりこんだところ見事大外し。つくづくニルヴァージュの特典会で早めの番号を取ったことがない気がする。

 購入したのは前述した通りアヤァ5・サク1・マーク1。合計7枚。最高額だ。毎回複数人のチェキを購入するたびに番号が近くなるため撮影中に番号が呼ばれそうで焦る。今回は特に一人に枚数を偏らせているから余計にだ。

 初めに呼ばれたのはNiRVARGE社長のアヤァさん。今回も連れてきたポリゴン2のぬいぐるみを持っていただき一枚お願いする。

 そしてR氏が体調不良で来れなかったことをひどく悔やんでいたことを伝えると流石アイドルの鑑なるお方だ。今この場にいないファンの身すらも案じてくださった。

 残りの4枚は友人に捧ぐ3枚とせっかくなのでポムポムプリンを持ってもらった。おしりねーじゃん! と指差されるポム、そう。ドンキのポムにはお尻の*がない。そのリアクションも含めてかわいかった。初めてのチェキ代行だったがすべて映りよく現像できていたので今回の撮影指示を快くこなしてくださったスタッフさんにも改めて感謝を伝えたい。

 チェキの撮影中、アヤァさんが私に「こんなに来てくれるとは思わなかった」とこぼしていた。確かに。はじめてニルヴァージュのライブに参加して戦々恐々取材を行ってからもう一か月。あっという間だった。仕事鞄にサイリウムとぬいぐるみを詰め込み、日々の生活でも1D代の500円玉を大事にかき集める日々。サイリウムもいろんなメーカーのものを吟味したし、同志の手を離れ一人で現場に通ったりもした。連日の現場だって平気になったし、ぎこちなくはあるが地下の住人としてやっていけていると思いたい。チェキ以外のグッズだって買った。チケ発の時間まで起きていられないけど少しでも早く行くために走るための足も鍛えられてきた。努力・未来・A BEAUTIFUL STARだ。

 何だかうれしくておかげ様ですと頭を下げた。普段Twitterぐらいしかしない人間はアイドルの方々がいつも深夜遅くまでレッスンをしているのをインスタで知った。自分の趣味とアイドルを両立させるために努力しているのも知っている。ライブで晴れ姿を我々に見せるたびにしている努力を垣間見た我々が感動への感謝としてチェキやグッズを買った、ただそれだけなのにアイドルから感謝される。彼らはなんて謙虚な存在なのだ。もっと傲慢にしてくれてもいいのに。

 一礼し、ひみハロにはR氏も来るので楽しみにしてますと告げる。アヤァさんはR氏によろしくと最後まで彼女のことを木にかけてくれていた。


 次に呼ばれたのはマークさんとの撮影だったのだが、アヤァさんとの撮影を終えた時点で私の後番だったS氏が撮影を行っていた。スタッフさんに番号飛んじゃったので次の次でお願いしますと伝え、S氏の帰りを待つ。戻ってきた彼女の笑顔を見て期待がなお高まる。

 現像されたチェキを見せてもらっているうちに番号を呼ばれる。ステージの最奥に立って撮影の準備をするマークさんはなんというか でかかった。

 自分自身それなりにタッパがある方な上に家族も一様にデカいのであまり人をデカいなと思うことがないのだが、それでもマークさんはデカかった。体格的なものもあるがそれでも……何だろう。今でも恐らくオーラがデカかったとしか言えない。人が太陽の大きさを言い表すときに出る語彙が少ないのと同じように、マークさんがデカいということは、とにかくデカいというほかないのだ。

 マークさんとの撮影は初めてなのではじめましてさん用の対応をされる。あらかじめS氏からは「マークくんにはSの友達だよ〜って言ったらわかるかも!」と言伝を頂いていたのでS氏の友人で……としどろもどろに伝えポムポムプリンを手渡す。マークさんはとにかく笑顔が素敵でかわいいということを聞いていたのでニッコリ笑顔で〜……と伝える前に マークさんはすでに満点の笑顔だった。

 おい。明日のお天気も晴れだよ。いけるね。

 黄金色の柔らかな髪と暖かなオーラ、何より笑顔がまぶしくてまぶしくてビビった。初めてのチェキだから緊張も半端じゃなかった。やはりまだ地下の住人というには臆病すぎたのかもしれない。私はマークさんの笑顔のまぶしさから逃げるようにチェキを受け取り一礼しそそくさとS氏のもとに向かった。

「ねー!! マーくん今手ぇばいばいしてたのに!!」

 爆笑するS氏とそれどころではない俺。えっ。マークさん俺に手ぇ振ってたの。もうそれどころじゃなくて逃げちゃった。ごめん……ごめん……!! そんな……! 貴重なアイドルからの反応を棒に振るような真似をしてしまった罪悪感とそれでもまぶしすぎて逃げてしまった自分を許してほしい気持ちで葛藤が起きた。

 チェキの現像をまんじりと眺める。

 マークさんの顔もポムポムプリンもあまりのまぶしさに発光していた。

 光あれ 闇を分かて……!! 思わずマークさんによる創世ノートが始まりそうだった心を静めて次のチェキを待つ。

 ……現段階で40番台後半のマークさんの撮影を終え、同じぐらいの番号のサクちゃんの番を待つ。呼ばれる番号は20番台。気が遠くなるな。

 ちなみに今回のMCパートではもちろん衣装チェンジが話題に上がったのだが、なぜかアヤァさんは衣装を変えてから楽屋でもスベり倒してしまうしアヤァさんの衣装を着ていたセイゴさんはアヤァさん着用のペチコートパンツのあまりのフリフリさにドラァグ・クイーンになりかけていたらしい。個人的にツボだったのはまんじろうくんの衣装を着用していたサクちゃんの足の長さいじり。サクちゃんは足がみんなの中で一番短いだとかそんな感じのことを話していた。そうなの? めちゃくちゃスタイルいいと思ってたのに。でもそういうところがめちゃくちゃかわいいわな。

 確かにチェキの順番待ちをしながら見ていたサクちゃんの足、ちょっとひざ下が短くてかわいい。ていうか肌白いな。サイコー。そんな風にぼんやりステージを眺めながらポリゴン2のぬいぐるみを撫でているとようやく番号がやってきた。これを撮ったら急いで帰ろう。スタッフさんに整理券を渡し、ステージ前で一礼して近付く。

 ぬいぐるみを持ってピンで。スタッフに伝える。あ! とこちらに気づいてくれるサクちゃん。いくら毎回ぬいぐるみを持ってきてるからって全通してるわけでも上限枚数まで撮ってるわけでもない人間を覚えているのか。サクちゃん。

 じゃあ、これが何かはわかるのかな。


サクちゃんとの撮影を待っているポリゴン2ぬい。


「ポリゴン……Zだぁ!!」


 残念!!

 今日は2なのだ。毎回一進化先を見据えているサクちゃん。時代の先を行っているな。

 しかし衣装が似合っているな。でもちょっといいか。そのソックスガーターは何だよ。何を留めているんだよ。

 今回の公演の中、特にサクちゃんの姿をしっかり見ていた方ならわかると思うが、サクちゃんはソックスガーターを腿で止めておきながら靴下は膝の半分ぐらいの竹のものを着用していた。要するにお飾りガーター過ぎたのだ。おい。面白すぎるだろ。

 面白すぎたのでそこを突っ込んだところ、御仏のごとく眩い膝を掲げて見せてくれた。

「このガーターな、壊れてんのよ!!」

 本当だ。足にうっかり触れないように少しだけ留め具に触れてみるとよく見たら留め具がちゃっちいエロコスプレとかに使われてる安いタイプのやつで片っぽの固定部(?)が完全にもげていた。だめじゃん!

「一生傷まで見えちゃうよ♪」

 えるしってるか。サクちゃんの膝にはなんかの一生傷がある。多分乗り物系でやった感じの傷だ。真っ白な膝小僧の側面に見える傷跡にゾクリとした。最高だ。最高だよサクちゃん!!!! かわいいよ!!!!

 あと帰り際に髪を触られた。マジ? こんなん人気出ちゃうよな。チェキも最高にかわいかったです。サクちゃんは賢くてかわいいな。本当に愛される子だよ。


 T氏とは特典会前後にはぐれてしまったのでS氏と帰路につく。途中でサクちゃんって実際めちゃくちゃ素直でいい子なんじゃないかっていう話をした。俺もそう思う。




 ということで次回の現場(もう行きましたが)はIS SHiT vol.24-ゆーき・あおば生誕祭-でお会いしましょう。今から急いで記事を書こうと思います。

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