第21回 よさこい かみいた 特別高座

上板橋北口商店街主催のお祭りの落語会。 二松学舎の落研を前講に、ゲストで立川キウイ。
「科学館」と言う告知と「地域センター」と言う告知と両方あったが、科学館の建物の一角、違う入り口から入るのが地域センターだった。
私は余所者なので分かりにくかったが、地元の人向けの会なのでそこに通じれば問題ない。

土地勘がなく、告知も不明瞭だったので早めに会場へ。 開演30分前で既に地元のお年寄りを中心につばなれしている。
開演する頃にはほぼ満員。

地域センターの舞台のある畳の部屋なのは良いのだけれど、舞台が低い。
机重ねて高座高くした方が良いのだけれど、私は無関係者なので傍観。
紅白幕が後幕に、毛氈代わりに敷いてもあって、なんだか快楽亭みたいな色あい。

客入れに声掛け、真打ちが前座並み、いや前座以上に前座仕事をしている。
川柳つくしさんが「兄さんはDNAが前座なんですよ」と言っていたのを思い出す。

「短命」二松亭次朝(四年生の後藤くん)
「持参金」立川キウイ

後藤くんは圓菊師匠みたいなガチャガチャした口調。 当たるクスグリとスベるクスグリがあり、いろいろ工夫してるのは分かる。

お祭りの後始末が一段落してから来たとおぼしきお客さんが断続的にやって来るのでマクラは長目に。
キウイさんは地元商店街のお祭りと言うことで、マクラでお店の名前を出して上げたり下げたり。
縁あって呼ばれたお祭りへの出演も今回で一と区切りと言うこともあってか、縁がテーマの落語として「持参金」。
実に「らしい」高座だった。

地域のお祭りに呼ばれて一席やるにしても、何を求められているのかというのが分かってるか分かっていないかで変わってくる。
キウイさんは地元と言うのもあるが、お祭りを歩いて廻って何処の商店がどんな出店をやってるか、お店の様子はどうかなどネタを仕入れてマクラで大盤振る舞い。
粘着質のアンチも相変わらずいるようではあるが、求められる仕事はしており、芸人料簡についてはしっかりしている。

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