見出し画像

きゃわふるTORNADO 石川野乃花 生誕祭 -Afternoon Show-

年末調整が出て懐に潤いが戻った所に「若干の残席」の報。 滑り込みで予約。
会場は渋谷パセラリゾーツの地下。 ディナーショー的なことを昼間やるのでアフタヌーンショー。
軽食とソフトドリンクがついて、 「はい、このお値段」 費用対効果を考えるとお得どころではないサーヴィス。

パセラ座付きのスリーピースバンドとカラオケ音源だが、PAは付いていて、音量と音色は随時調整。
譜面がタブレット端末なのが当世風。

石川は何と言うか「ウェンディー感」のあるワンピース、両側頭部に細いリボンを蝶結び。
可愛いに振ったので驚いたが、歌い出せば「とぼけた顔してババンバン」。
歌詞の言葉が強く伝わる「役者の歌」。

他のメンバーはメイド服でお給仕ドリンクを持ってきたり空いた皿を下げたり。
コマネズミの様に動き回り、指示を出す道地文子は、客から「流石メイド長」と感嘆の声。

セットリスト(バズさんのツイートより拝借)

evergreen/高橋瞳
LIFE/YUI
未来へ/Kiroro(with 杏斉ゆか)
女の子は誰でも/東京事変
東京暮らし/奥華子
TOMORROW/岡本真夜
トビキリナミダ/きゃわふるTORNADO(全員)

渋めの選曲。 安直な盛り上がりを求めず、聴かせる曲を中心に。

杏斉ゆかと歌った「未来へ」(Kiroro)
杏斉に主旋律を歌わせて自分は裏に回る。 今日の主役なのに。
このあたりの振る舞いがまた、石川らしい。
第一声から「パンッ」と張った強い声の出せる、金管楽器のような杏斉。
引っ張ると伸びて大きく響く弦楽器のような石川の声が相互補完。

おみやげとして石川が被写体で且つ短文を添えた写文集的な冊子。
歌われた曲に纏わる石川の所感が、石川の手跡で記されている

「夢を一つずつ 叶えて行く一年にする」

それを形にしてみせたアフタヌーンショーであった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?