第52章：The self-employed warrior
自営業者の手にこそ、システムを。

　われわれが自分の声だけに従い、初々しく自営デビューを飾るとき、それは通常、体制|システムにとってはショックなことです。

　なぜなら、ほかのだれかのために働いていたときには、彼らに一日の舵を握らせていたからです。彼らの望んだ場所に赴き、彼らの管理下に甘んじ、その枠組み|システムの中で気の進まぬまま、望まれた仕事をこなしていたからです。

　でも、独立した今では、課題が変わってきます。だって、何をすべきかが分からないですよね。実は、クリエイティブな人々にはある種のシステムが必要です。創造性を十分に生かした日々を送るのであれば。