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目的に向けては全ての課題がプロセス、個人としての目的が日々の意思決定にも影響する。

目的に向けては全ての課題がプロセス、個人としての目的が日々の意思決定にも影響する。

今回は、Twitterでのつぶやきをきっかけに記事を書こうと思いました。

目次
目的が日々の行動を規定する
目的と行動の結びつきは採用の場面で一番見るポイント
目的がある人は、なぜどうして?を問い続ける

目的が日々の行動を規定する

個人としての動機がどこを向いているのか。そういうことが人の日々の行動を規定していると考えています。

そうした中で、ツイートにも書いた通り、自分で目的を設定できる人は強いと考えています。

目的思考がある人は、目的に向けては全ての課題がプロセスに見えていきます。

目的を理想のゴールと捉えた時に、現状はどこにあるのか。そして理想から現状を捉えた時に、その差、いわゆるギャップの全てが課題であり、その課題をクリアしていくこと全てがプロセスとなります。

ここでの「目的思考」とは、仕事であれば業務の中から目的を設定できることを指していますが、私は、さらに個人としての目的がどこを向いているのかも大切と考えています。

なぜならば、個人としての目的があると日々の意思決定に影響すると考えているからです。

つまり、どうしてもやりたいこと、自分が成したいことにあらゆる意思決定が引っ張られて行くと考えているからです。

実際は個人としての目的が明確化して自分でも把握できている人は一握りだとは思いますが、自分でその目的に気づいているか否かは別として、個人の想いなり目的が、人の日々の行動を規定すると考えています。

目的と行動の結びつきは採用の場面で一番見るポイント

現在、学生のインターン生たちとも仕事をしていますが、インターンとして迎えるかどうかを決めるポイントは、本人がやりたいこととそれまでのアクションが紐づいているか?という視点を一番みていました。

動機とアクション内容の紐づきが、これから実施したいインターンの方向性とフィットしそうかどうか。

そこはお互い、仕事をやってみないと分からない部分だとは思いますしやってみてから方向の調整が必要だと思いますが、事前の段階でやりたいことの方向性でフィット感があるか、そして過去の行動での整合性を感じるか、そういうことをざっくばらんに話しながら見つけていくことが採用においても大切であると考えています。

目的がある人は、なぜどうして?を問い続ける

目的がある人は、なぜどうして?を問い続けると考えています。

というのも、日々の中で思い通りにコトが進むことの方が難しく、内外さまざまな場面で、理想通りに進まないケースが多いと思います。

そんな中、目的がある人、特に明確化している人は、目の前の業務に対して、なぜどうして?を問い続ける力があります。

つまり、目的地がある状態で、今、自分がどこにいるのか、どうしてその方向に進むのか、そういうことをなぜどうして?を問い続けてしっかり現状把握することができるのです。

つまり、例えば、動力のないヨット使って一人で世界一周をすることが目的であれば、どこのラインを使えば風向きを利用できて、どのくらいの期間がかかるのかを予測し、ヨットを利用した衣食住の環境をどうすれば整えられるのか、どういう備えをすればトラブル回避をしやすいのか、ヨットで世界一周するためには到達するコトから逆算したこと全てが課題となり、一周するまでの全てが課題となります。

理想の目的をクリアにできれば、今の自分の置かれた現状から課題を見つけ出せますし、そうした目的の目線によって、理想と現状のギャップをなぜどうして?を問い続けてクリアにできるものと考えています。

今回のnoteでは、無理矢理に目的を持てという話ではなく、個人としての目的が日々の意思決定にも影響する、というお話をしました。

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