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noteの"PV数"は肌感覚より少なく感じる傾向がある

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。

アクティブユーザー数が2000万人を突破して勢いに乗る『note』。私の周りでも最近、利用者がかなり増えていると感じている。

そんな私も、昨年よりnoteの活用を増やしているため、利用して感じる以下のことを書いていく。

noteの"PV数"は肌感覚より少なく感じる傾向

noteの「PV数」は、肌感覚より少なく感じる傾向がある。普段から、ブログサービスを利用したり、Google Analyticsをよく見ている方だと、500PVという数字は少ないと感じられるかもしれないが、**noteの場合はその感覚が異なる。500PVとなると、自分と繋がりの深い方にはほとんど届いてるくらいの数字だ。 **

ウェブサイトやブログサイトなどを運用している場合、Google Analyticsで計測すると1PVとしてカウントされるTOPページや一覧ページなどは、noteのPVにはカウントされない。

noteでは、純粋にコンテンツとなる「記事」のPV数のみがカウントされているため、Google Analyticsをよく見ている方からすれば、タイムラインでよく見る記事の割には感覚的にPVが少ないのでは?という錯覚を起こすのだ。

もう一つ、noteのPV数が感覚より低いと感じてしまうポイントがある。それはTwitterと相性が良いという点。noteの記事への流入の多くがTwitter経由と推察され、Twitterを起点に記事が拡散する傾向だ。そのためTwitterの機能の特性で「同質性(同じ興味関心のある方々)」のフォロワーに、同じnoteの記事がたくさん表示されるから。

Twitterの機能の特性で記事を何度も見る現象に

Twitterの機能の特性で「同質性」あるフォロワーに、同じnoteの記事が、複数人からシェア、リツイートされ、タイムラインに何度も「表示」されるため、少しでもバズった記事になると、その記事を何度も目にすることになる。私の感覚値だが、1000PV程度でも、タイムラインでよく見る記事になるはずだ。

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これまでの私のnoteのPV数の上位記事一覧

この前書いたジャイアンツの記事は、2日で8000PVを超えた。この数字まで到達すると、おそらくは3つか4つのそれぞれの「カテゴリ」にて関心の高い層に届いていると推察している。一つは「スポーツビジネス」で記事とドンピシャなところ。その他は「SNS」「マーケ」「プロ野球」に関心ある、情報感度の高い方ではないだろうか。

あくまで推察の域を出ない話だが、何らかのカテゴリに特化した記事を書く場合、同質性の興味関心を持つ層(方々)がよく見る状態になるには1000PV超えあたりではないかと推察している。(これも「カテゴリ」次第で、恋愛などSNS上でも関心の高い人が多いカテゴリではもっと大きなPV数にならなければ、その属性に関心のある方がよく見る記事にはなりにくいと思うが)

これも仮定の話だが、500PV程度までいくと、Twitterで自分と接点の多い方にはほとんど読まれている状態に近い数字だろう。インフルエンサーともなれば、数千数万PVを叩き出しているとは思うが、どこを目指すかにもよるが、個人なら500PVでも到達したら御の字ではないだろうか。

法人や有名サービスの場合は、ケタ数の違うPVが求められる可能性が高いが、個人や小さな規模で行うサービスであれば、500PV程度まで到達する記事を書けるのが一つのラインと考えている。

noteの活用方法とは?

私は、肌感覚でPV数が少なかろうと、noteはとても有益なサービスであると感じており、そんな私が感じているnoteの活用方法として向いていそうなことを考えてみた。

私が考えるnoteの活用方法とは?
・Twitterとnoteの相互補完関係を活かす
・noteのフォロワーが増えることでTwitterよりも濃いコミュニティに
・自分のアクション内容、関わる商品・ブランドの背景を書くと効果的か

・Twitterとnoteの相互補完関係を活かす

こうした傾向をふまえ、noteの活用方法を考えるとするならば、Twitterとの相性が抜群なので、それぞれ相互補完関係になることが望ましいだろう。

Twitterは、即時性が高く、コンパクトな情報のコンテンツを多くの方に届けられる。noteは、ある程度の情報量を詰め込んで、しっかり届けるコンテンツをつくれる。

それらの補完関係とは、Twitterでは、どうしても文字数的に、伝えられる情報がコンパクトになるので、詳しくはnoteの方で掘り下げる。noteは、フォロワーを集める難易度が高いので、Twitterでフォロワーの積み上げをしていくことで、未来の記事の読者を集めていくことができる。

・noteのフォロワーが増えることでTwitterよりも濃いコミュニティに

noteのフォロワー数は、Twitterに比べると増えにくい傾向がある。それはネットワークの外部性とも言えるが、Twitterでアカウントを登録し、フォローをすることで得られることと、note自体でアカウントを登録し、フォローをすることで得られることに差があるからで、noteの方がフォローへのハードルは高いだろう。

よっぽど知名度がある人がnoteをやらない限り、簡単にフォローもされないし、そうではない大多数の人は、noteに良質な記事の投稿を、連続かつ継続的にしていかないと、なかなかフォロワーが増えない課題もある。

一方で、そうした課題があるにも関わらず、noteのフォロワーになってくれた読者は、Twitterよりも濃いコミュニティに育つ可能性があるだろう。緩やかだけれど、オンラインでの濃い目のコミュニティがつくられていく可能性がある。

個人や小さなサービスを行う主体者なら、このnoteで濃いコミュニティがつくられることで、その後の活動の可能性を広げるための一つの武器になるだろう。

・自分のアクション内容、関わる商品・ブランドの背景を書くと効果的か

noteでは、記事やコンテンツの「可読性」を追求したUIUXにすぐれており、記事の周りに「広告」やバナーなどが存在せず、文字で「伝えること」に強く特化したウェブサービスとも言えるだろう。さらにスマホ経由での閲覧も多いことが想定されるので、読者が「文章」に集中しやすい環境にもなっている。

そう考えると、記事以外の情報に邪魔されにくいページとなるので、この活用では自分や自分の関わる商品の「世界観」をそのまま表現しやすい場所とも言える。

つまりこのnoteは「可読性」にすぐれ、「世界観」をそのまま表現しやすい場所なので、自分のアクション内容、関わる商品・ブランドの背景を書くことで、他の世界観にじゃまされにくく、伝えたいことを文字で伝えやすい場所になると考えている。

今回のまとめ "note"は伝わる力がある

今回の記事は、私の推測(肌感覚)で書いた部分が多い。詳細なデータを算出した場合は、異なるデータになる可能性もありえるが、おそらくは、この記事で伝えたかったnoteの"PV数"は肌感覚より少なく感じる傾向については、同調する方が多いのではないだろうか。

でも、そうした感覚を引き起こしているのは、Twitterの機能の特性でタイムラインにたくさん表示されていることからもわかるように、noteの記事は、同質性の興味関心の高い方々に情報がしっかりと届いる可能性が高いからだ。そして、そうした”伝わる力”のあるnoteやTwitterの傾向を活用して、これからできることが広がっていく可能性があることが伝われば幸いだ。

著者のTwitter



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