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「応援してください」が言えなかった。

僕は、人にお願いごとをするのが苦手だ。


理由はいくつかあるけれど、

・なんとなくお願いするのが悪いことなんじゃないかと思ってしまうから
・断られるのが怖いから
・リソースを割いてもらうのが申し訳ないと思うから

手っ取り早く頭に浮かぶのはこの辺りだ。そして、何か物事を進める立場にある人間である以上、これらは言い訳でしかない。

結局、「人に嫌われたくない」という恐れから逃げているだけだ。


でも、僕が今まで、色んな人に「CITYを応援してください」とお願いできなかった理由は、それだけじゃないと思う。

多分、応援してもらうことに対してリターンを返せる自信がなかったからだ。

決して、中途半端な気持ちでCITYを運営していた訳ではない。濃淡はあれど、立ち上げから7年間、ずっとこのクラブに情熱を注いできた。

でも、やはり実績も少なかったし、どこかで自分自身も、まだCITYの可能性を信じ切れていなかったんだと思う。

最近は、それが完全に変わった。

むしろ、CITYを応援することで、その人の人生が豊かになると、心の底から確信している。そして手前味噌だが、無限の可能性があるサッカークラブだと、改めて思う。

それは、もちろん色んな実績が出来たからというのもある。けど、一番の要因は、周りの方々のリアクションだ。

これは、先日「TOKYO CITY F.C.からSHIBUYA CITY FCに改称する」という発表をしたときの会場の写真。

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人数だけ見ると(会場のキャパMaxだけど)そこまででもないが、ほとんどが渋谷の街づくりに関わる方々だ。そして皆さん、本当に真剣な眼差しでこのイベントに参加してくださり、そして「SHIBUYA CITY FC」としての新たな門出を祝ってくれた。

また、SHIBUYA CITY FC改称に合わせて歴史を共に歩む「HISTORY OWNER」というものをスタートさせた。50人限定・10万円で一生HPに名前が掲載されるというプランだが、本当にありがたいことに、始めて1ヶ月で50人の枠が埋まった。

もちろん自分たちが描く未来に対する疑いはない。でも、それが色んな方々から応援してもらえることで、自分たちに対して自信を持つことが出来た。
(余談だけど、だからこそ自分も周りの挑戦している人を応援したい)

TOKYO CITY F.C.改めSHIBUYA CITY FCを応援いただいている皆さん、改めて、本当にありがとうございます。

まだ何も成し遂げていないけど、すでに頭が上がらない人はたくさんいる。その方々は、僕らのことを信用してくれて、そして応援し、様々なサポートをしてくださっている。だからこそ、その人たちの期待を裏切ることはできないし、絶対に超えていきたい。

今だから言えるけど、法人化して1年目の去年(2019年)は本当にしんどかった。詳しくは割愛するが、自分がやってることが良いことなのか、正しいことなのか、全く分からなかったし、誰も味方がいないみたいな感覚だった。友人からも「そのまま燃え尽きて鬱病になるんじゃないかと思った」と言われたこともある。

そんな1年前と今では、全くもって見えてる景色が違う。周りの人たちのおかげで自信を持って、そしてお願いも出来るようになった。

2020年もあとわずかということで、この1年間の変化を振り返ってみた。そしてそれは、「人にお願い事をするのが苦手で」「応援してください」と言えなかった僕が、今は自信を持ってお願いできるようになったことだった。

ちょっと嬉しくなって、思わずなぐり書きしてみたnoteでした。

それでは皆さん、良いお年を。

ps.クラファンにも挑戦してるので、ぜひ応援してください!タオルからワイン、Tシャツ、詰め合わせセットまで、自信を持っておすすめできるものばかりご用意しています。


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