結論は「油そば」

ワイヤレスイヤホンを購入するために、色々な機種のレビューを読みました。よく目にした意見は、「音質はフラットで味が無い」とか「ドンシャリで気持ち良い」などなど。やはり日本人は高音と低音が強調された、ドンシャリが好きな傾向があるようですね。

僕はこういった意見を目にして、飲食店の店主のような気持ちになりました。

例えばラーメン屋だとしましょう。毎日研究を重ね、自らが最高と言える1杯を提供しました。でもお客さんはひと口食べて「パンチが足りないな」と言って胡椒やラー油をバンバン入れる…。

でもこれは仕方無いんですよね。制作側がそのままを味わってほしいと思っても、それぞれ好みもあって、ハマる人、ハマらない人がいるわけで。
そのままでひと口食べてくれただけでも味わう気のある、愛のある対応なのかもしれません。

なので音楽においては、まずは原音に忠実な、フラットに音が出るイヤホンをひとつ持っておいてくれたらなぁと思います。制作側がこだわって作った音を楽しんでもらってから、自分好みに味付けしてもらえれば嬉しいですね。

つまり…お互いが「油そば」だと思っていれば幸せかもしれませんね。制作側は最高のものを提供し、聴き手はそれを味わいながら混ぜていき、自分にとっての最高に仕上げていくものだと。

そうそう、買ったばかりのイヤホンですが、早速壊れました。(笑)
ただいま交換対応中です。安い物はやっぱりこういったリスクがありますね。サポートの対応が迅速丁寧な感じなのでちょっと安心しました。

高価格帯もひとつ買っておこうか検討中です。

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