チップチューンの作り方はいくつかあります。

1つ目は「Digital Audio Workstation」DAWと呼ばれるもので、ミュージシャンやレコーディングエンジニアが一般的に使っているシステムを使う方法。
こちらは制作する上で特に制限が無く、トラックも増やし放題なので、自由に作曲することができます。

2つ目は僕のように、ゲームのBGM制作用ソフトから発展した「トラッカー」と呼ばれるソフトを使う方法。こちらは数値を入力して「打ち込む」ことで作曲していきます。ゲーム機のサウンドだけでなく、トラック数などの特徴まで再現しているものもあり、制限の中で作り上げていく形になります。

他にもまだ方法はありますが、この2つの方法で作っている人が多いと思われます。そして今回、この2つの間を取るソフトが現れました。

「FamiStudio」
http://chip-union.net/?p=5449

動画を観た感じ、「DAWの使い勝手にファミコンの音源や制限を課したもの」という印象ですね。
これからチップチューンを作ってみたい人で、DAWを扱った経験がある人には良い選択肢になると思います。機能を見ても、トラッカーで打ち込むよりかなり速く打ち込めそうですし。

僕もDAWの方が慣れているので、時間があったら触ってみようと思っています。