webサービスでフリーミアムモデルへの方向転換をした話

広告収入モデル

今、運営している中で有料課金をしているwebサービスが一つある。
もともとは無料で広告収入というこれまでのお決まりスタイルだったが、サービス内でGPUサーバを使う必要があり、広告収入で賄うのはとても不可能だった。

GPUサーバ代/アクセス数 >>>> 広告収入/アクセス数

こんな感じ(笑)

GPUサーバの費用は高く、広告収入の源泉であるアクセス数が増えれば増えるほど、損をするというひどい有様。圧倒的失敗ビジネスモデル。

フリーミアムモデルへ

さすがに無料のユーザさんを切り捨てるのは気が引けたので、そこでフリーミアムのモデルに方向転換。

フリーミアム(Freemium)とは、基本的なサービスや製品は無料で提供し、さらに高度な機能や特別な機能については料金を課金する仕組みのビジネスモデルである。

フリーミアムのモデルに切り替えるにあたって大事なのが、無料版と有料版の差別化。
もともとはGPUサーバを共有で使用するような形としていたので、有料版はGPUサーバを専有できるようにして処理の高速化と制限の緩和をしようと思った。

有料サービスの構成

そこで、フロントサーバとバックエンドサーバ、さらにGPUサーバに分けて構成。

AWSを使用しており、この辺はAPIが充実してるので、裏側でサーバを立ち上げるのは簡単。ただ、サーバの管理や処理タスクの管理は複雑なので、ちょっと時間をかけて開発。

最終的な構成は添付の図の通りになった。


最新のAWS事情にはちょっと疎いのであれですが、ある程度スケールできる構成にはしたつもりです。
あと、この構成を考える際に今後、GPUサーバを使うAIのバックエンド処理にも使えるような構成を意識。
EFSを使って全サーバでモデルを共有できるようにしたのもポイント。

ボタン1つで裏側でサーバが立てられ、デーモンがそれをサーバの破棄に至るまで管理してくれる仕組み。
便利なAPIのおかげで、ちょっとしたプログラムを書けば、サーバを管理する仕組みを構築でき、神にでもなった気分になれる。素晴らしい世の中。

課金システムの導入とサービスの海外展開

そして、有料課金の方はStripeで簡単に導入。
このStripeは20代兄弟が生んだ1兆円企業

こういった大きな仕組み、プラットフォームを構築するのはすごく憧れる。

そして、以下の記事(シンプルな機能&多くのニーズがある=グローバル展開は必須)を参考に、海外展開できるようにサイトを英語ベースにした。

あと、サーバ代の節約のため、固定で常備起動で立てておくサーバについてはリサーブドインスタンスを使用。

そんなこんなでひとまず形にでき、サービスをローンチ。
海外展開をしたおかげもあり、課金してくれるユーザさんもいて、何とか利益がでる程度にはなった。

なんといっても、有料課金された際のうれしさは広告収入なんかの非にならない。カスタマー対応をした際にお礼をもらったときのうれしさもハンパない。

また、ユーザさんの要望からPaypalも導入。特に海外の場合はPaypalは組み込んでおいた方が良さそう。

とにかく何とかなって良かった。


この記事で紹介したサービスの詳細については限定公開としておきます。


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