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新しい、すてきな定食屋さんが増えてます

都内のあちこちに足を運んでいて思うこととして、ここ2、3年、いい感じの定食屋さんが増えているなぁと。ご主人はだいたい20代後半から30代中盤くらいの若い人が中心で、友達と一緒にとか、夫婦でとか、そういうすてきな人間関係から生まれたお店が多いみたいです。

「若い人がやっているとなると、気取っているんだろう?」と思うかもしれませんが、それが全く違って。女性だけで経営しているお店でもがっつり系が主体。なんでしょう、カフェめしへの反動なんですかね。「おしゃれもいいけど、いつものご飯が食べたいんだ!」という心の叫びに若い人たちがいち早く反応しているのかもしれません。メニューを見るとしょうが焼き定食とかさば塩焼き定食とか、素朴なメニューがずらっと。夜は飲み屋になる所も多くて、定食を食べに行ったはずが冷奴にビール…なんて幸せな展開になることも珍しくありません。

んで、お店の雰囲気がすごいいいんですよね。若い人が経営しているから同世代が入りやすいっていうのもあるんでしょうか。学生っぽい子がほろ酔いでカウンターで寝そうになっていたり、だらしない感じの20代夫婦が店員さんに絡んで「しょうがないなぁ」な対応をされていたり、その中に結構なオッサンが楽しそうに混じっていたりで、何十年もやっているお店にはない、いい感じの気軽さがあります。

これから10年、20年と続くお店がたくさんでてくるといいなぁ。最近、定食屋が熱いです。

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