『ぐるなび、AIで好みの飲食店表示 サイト刷新』

このマガジン『日刊teraが気になるカフェニュース』は、teraが気になったここ数日のカフェ関連のニュースについて、あーでもないこーでもないと言うだけのマガジンです。

〈ニュース概要〉
ぐるなびは2019年度内に飲食店情報サイトの大幅改修を行うことを発表した。
改修後は会員の予約履歴などをAIで分析し、好みに近い店舗を提案する機能などを実装するとしている。

このニュースの背景には、ぐるなびの2019年3月期の最終利益が、前期のそれに比べて8割(!)減少したという事実がある。

ぐるなびのような飲食店の紹介&予約代行サイトは、店舗を掲載することでPRし、そのサービス料として飲食店から代金を回収している。

けれども、最近はこういったサイトに掲載せず、InstagramなどSNSを駆使して自店だけでPRを行う例も増えている。

というか、個人の小さいカフェなどはサービス料を負担する余裕がない、ということもある。

もちろん、それでも踏ん張っている飲食店情報サイトもあるのだけれど。

さて、そういった背景を踏まえて冒頭のニュースを改めて読むと、単純によりユーザーフレンドリーなシステムにするということだけではなく、そういったAIを使った訴求方法を取り入れるというメリットを飲食店にもアピールしているということが分かる。

飲食店としても、お客様と店のミスマッチ(「思ってたのと違った」とか「行ってみたら好みじゃなかった」)は避けたい。

もちろんこの一手だけではないのだろうが、飲食店情報サイトが今後どのように変化していくのか、興味深い。




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