変わってきたお金の使い方

本格的に寒いですね。
きょうは本当に寒くて、どうしようもないからエアコンつけました。
一昨日の夕方に、ファイザーのワクチン2回目接種をすまし、
熱がでる〜みたいなことはなかったけど、いまだに頭痛となぜか胃だる…
食欲はあるもんだから、ケーキやすき焼きやらなんやら食べ、
そりゃその食べ方してたら胃だるにもなるわ、って話かもしれんが。

昔は、2万円握りしめて、東京行きの電車に友達と乗り込む。
原宿・渋谷…。セシルに、ココルル、ビームス、フーズフーチコ…
たくさんのショップをまわって、少し年齢上向けのお店に背伸びして入ってみたりして。お小遣いの2万円をどうやってやりくりしようかって、どう使い切ろうかって(笑)頭ぐーるぐるさせながら、帰りの電車では足は棒になるくらい歩き回って。階段登り下りしまっくてるから、もうクタクタで。
けど、ショッパーを両手いっぱいに握りしめて、家に着いて母親に見せて、ファッションショーして、褒めてもらうのが楽しみで。荷物が重くなって疲れ切っててもすごく楽しくてワクワクしてた気持ちばかりを思い出す。
新しいお店のショッパーが増えたり、お気に入りのお店のショッパーがまた増えて、今度来る時はあのアイテム買おう、ってしめしめ…って心でつぶやいたり。
季節によってショッパーの色が変わったりね。ちょっとしたことでも心躍らされた。

いつの間にか、買い物がただの消費になってしまったなっと思う。
あの頃の気持ち、どこ行っちゃったんだろう。

初任給は初めてのデパコスで、毎日のお化粧が楽しくなるように
母親についてきてもらって、DIORでタッチアップしてもらって2万円分のリップやアイシャドウを買った覚えがある。前職でのプレゼンコンテストに初めて出場したときは大人として持っとくべきだろうとハイブランドのbagを買った。
思い出の中に、買い物って色濃く残ってる。

800円のマスカラ。最近の私が買ったコスメ。
2990円。最近、私が買った洋服。
買い物に行った。けど何にも心が高まらなかった。
インスタをみた。可愛いとは思っても、欲しいとは思えなかった。
いまのわたしはケーキやお酒やお寿司とか、
美味しいものばかりに目がいってしまう。けどそんな歳なのかな。

これからどんな自分への買い物をしてあげられるのだろうか。
もしかしたら、これからは自分のための買い物ではなくなるのかもしれない。
それはそれで、誰かのための買い物にワクワクする自分も悪くない。
自分のための消費ではなく、誰かへの消費。
未来のための消費。

この文章書いている途中、なんだかネガティブだったけど
最終的には明るい気分になれた。
誰かのために、使うもの。気持ち。
そんな毎日にしていくのも悪くないな。

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