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厄年いいことなし

本当はきょうは地元の花火大会のはずだった。
わたしの地域は人口右肩下がり、高齢化も進んでいて、地域活性も難しくなっているところ。大通りはシャッター通りと化し、賑わう人もそぞろという状態である。
そんな街も、本来であれば大きな花火があがるはずだった今日。他県からの来場もある、歴史深い伝統の1日だった。見たかったな。花火。

今年わたしは厄女である。
しっかり年始には名付けをしてくれた神社にお祓いに行き、あの少しシュールな儀式をしっかり終えてきた。あのなんとも言えない甘い砂糖が固まったお菓子(なんていうのか忘れた)が微妙な楽しみではあったのだが、この神社のお祓いお土産セットには残念ながら入っていなかった。あのほんと微妙な味がなんだかお正月だなって毎年思ってたのに

生まれた年は1988年でバブル崩壊するとき。
小学校に上がる頃に阪神大震災があったり、凶悪事件が増えたり
ゆとり世代とか呼ばれ出したりした。
高校に上がると日本史世界史ちゃんと授業受けてないじゃん問題が起き、世界史専攻だったわたしもちょこっと日本史をやらされた。
大学に晴れて入学。1個上の先輩の内定率の高さに少し安堵していたところにおきたリーマンショック。その中でもなんとか内定をほそーい糸で掴んだところに起きた、東日本大震災。そしていまタチ悪いウイルス
ちょこちょこ考えるけど、結構大波乗りこなしている年代だと思う。

微妙に昭和で、さとり世代前のゆとりに片足突っ込んでるくらいで。
いやいや3.14で教わってきたわ円周率!最初は技術と家庭科で男女別れていた気もするし、微妙に女子はブルマで体育も受けてた気がするよ?ちょっと記憶曖昧だけど。なんだか世代的には狭間なのでは?と思ってしまうけど、これはどの世代の人も感じるものなのでしょうか…?

そして、いま現在。32歳になる年
体調はガタガタ、仕事も10年やってきたけど1番精神的にしんどくなってる。我が家にはなぜかふわっと紛れ込んできた犬がいる。やっと地元に帰ってきたが苦難が続く4月からのいまやっと4ヶ月。本当に長かった、ほんとわたしお疲れ。少し休もう。

本当は犬と一緒に花火が見たかった。久しぶりに浴衣着て、ちゃんと雰囲気味わって、かき氷食べて。地元の夏を味わいたかった。

この一瞬が最近すごく長く感じる。まだ4ヶ月。
い早くすべてが終わればいい。早くカラッと晴れればいいな。
そしたら、わたしの厄も消え去ってくれる気がする。

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