12/10桃屋杯優勝ロストバレットについて
【前置き】
ポケモンカードの戦術・戦略をフォローしております。
もうすぐ新たなレギュレーションを迎えシーンが変化していきますが
2023シーンの振り返りと、デッキ紹介の記事になります
デッキレシピや回し方に関しては、そのまま読む事ができますので
興味持っていただけたら試しに作って遊んでもらえればと思います。
2023年~大型イベントの結果(シニア)です
トウヤ:2023_JCS:5位、2023_WCS:21位
2023_シティS3:ベスト8
2024_シティS1:ベスト4、
2024_CL京都ベスト16
ユウキ:2023_WCS:day1
2023_CL宮城:9位
2023_シティS3:準優勝、S4_準優勝
2024_CL横浜:準優勝
本件は2023年12月10日開催された桃屋杯(ポイント無し枠)
予選5勝1敗、本戦優勝したデッキになります。
過去トウヤは今回含めて3度桃屋杯に参加しており、本戦出場は2度目になります。
ユウキは今回桃屋杯には参加しておりませんが、過去2度の参加で1度本戦に進んでいます。
【デッキ】ロストバレット
https://www.pokemon-card.com/deck/result.html/deckID/yyUyXX-oie49G-ppMM2y/
【対戦記録】
予選3位
1回戦 ミライドン〇
2回戦 黒リザ(ピジョット型)〇
3回戦 一撃ルギア〇
4回戦 赤ツキロスト〇
5回戦 ロスギラ〇
6回戦 ロストツキ×
本戦
1回戦 一撃ルギア(予選3回戦再戦)〇
2回戦 パオジカイナ〇
3回戦 ミライドン〇
決勝戦 黒リザ(ピジョット型)〇
【デッキコンセプト】
12月初旬の環境は、ピオニー型ミライドンの流行に伴い、黒リザ、
赤ツキロストが対抗馬として台頭しておりロスギラ、サナが減っている
状況でした。
対戦記録からもルギア以外は想定内のマッチングになっています。
採用カードについてですが
テラキオン:主にミライドン(テツノカイナ)に対して
カイロス:黒リザに対して
カイオーガ:ロスバレ、ロスギラ、ミュウに対して
を意識しています。
今回10回の対戦でしたが、カイオーガでのフィニッシュは6度です。
カイオーガはサブアタッカーではなくメインに据えています。
テラキオンに関しては、レジロックが対抗になります。
お守りの上から倒せるレジロックの方が良いかもしれません。
テラキオンを選んだ経緯に関して「おまけ」に書きます。
【回し方】
対面にもよりますが後1カイナに対しては
先攻1ターン目で「はなえらび」3回
2ターン目で「はなえらび」2回、アクロマでロスト7
ミラージュゲートでテラキオン育成を目指します。
黒リザは、この時期ロトム型で先攻ドローエンドが主流でしたので
後1ウッウが狙えれば狙いますが、カイロスから捲りがあるので
ハンドによっては狙わずロスト枚数を稼ぐことを視野に入れてもOKです。
このデッキは非エクストラカードで構成されており、且つサイド複数取り が狙いやすいデッキなのでサイドプランに対しては融通が効くデッキな事 も非常に環境に対して有効に働くと思います。
基本的に山をどんどん掘り進めるデッキですが
アクロマ+はなえらび2+ポケストだけでも10枚掘れます。
60-(サイド6+初手7+ドロー1)=46枚掘るには
山のサーチカードや「かくしふだ」も含めると、5ターンあれば十分掘る
ことができます。つりざお、ミラージュゲート、エネルギーリサイクル等
をうまく確保しながら回してみてください。
(現物のエネルギーの色と枚数を把握しながら回せると大きなリターン
を得られます)
【不利について】
このデッキの弱点は勿論あります。この時期そのカードが環境で採用され
ていないorマッチングの確率が下がっていることも追い風でした。
(弱点については、「おまけ」に書きます)
加えてこのデッキは、比較的プレイの難しいデッキです。
ロスト自体が常に選択を強いられるデッキですが、加えて山をほぼ引き
きって必要なリソースでリーサルを狙うので難しいと感じるかもしれませ んが決まると気持ちいいデッキです。
以下は、おまけになります。
デッキ製作・選択の経緯や背景・真の狙い
不利カードについてや、今後の立ち位置について書いてます。
デッキを回す分には影響の無い内容です。
話聞いてあげようって方は読んでみてください
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