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RunningをAnalyze

 題名のAnalyzeとは分析するという意味で、今回はランニングを分析するツールがいろいろ出てきているなと感じ、いくつか簡単に紹介したいと思います。他にもこんなのあるよ、という方はコメントで教えていただきたいです。

動画撮影で分析

 これは走っている様子を動画撮影を行い分析する方法です。ミズノやアシックスが提供しているのはトレッドミルを使用して撮影するものですね。

また最近ではスーパースポーツゼビオ東京御茶ノ水本店でもトレッドミルを使用したランニング分析サービスを開始するとのことです。

 分析するための測定機器等の準備が必要で個人では難しいですが、ランニングフォーム等の詳細な分析が可能です。各企業の店舗で分析が可能ですので一度は行ってみたいです。

ただトレッドミルは実際のランニングと少し異なりますし、贅沢を言えば日々の練習での走りを手軽に分析できたら便利ですよね。そこで最近、走るときに身に付けるものにランニング分析機能を搭載したスマートデバイスが出てきています。

メガネで分析

 こちらはメガネを販売しているJINSが提供している「JINS MEME」というランニングを分析するスマートサングラスです。センサを搭載しランニング時の動きをトラッキングすることで体軸のブレやペース、接地強度などを分析することができます。

なんかかっこいいですよね。最近ではランニング用途ではないですがMicrosoft社など海外の企業でスマートグラスの開発が精力的に行われており、ヘッドトラッキングやレンズ投影をしてレンズ越しに拡張現実や仮想現実を作り出す技術開発が進められています。

今後はランニング時の状態をリアルタイムでメガネに映し出すことができたら、便利ですね。

イヤホンで分析

 次はイヤホンです。これも頭の動きを計測するヘッドトラッキングセンサーがイヤホンに搭載され、ランニングの分析を行います。音楽を聴きながら走る人は多いと思うので、同時にランニングを分析してくれるのは便利ですね。

イヤホンなのでこちらはリアルタイムに音声でランニングのサポートをしてくれるSiriのランニングコーチ版みたいな機能があると面白い。ランニング状況の報告のほか、走ってるときに叱咤激励してくれたり、可愛い女の子の声でひたすら励ましてくれたり、苦しいときに「負けないで」を流してくれたり笑。

シューズで分析

 さて、最後にシューズです。こちらは株式会社no new folk studioが開発しているスマートフットウェア「ORPHE TRACK」です。専用シューズにORPHE COREと呼ばれるセンサーモジュールを装着し走ることでランニング中に計測を行い、着地やストライド、ピッチなど様々なランニング指標について分析を行うことができます。

現在、数量限定のベータ版が販売されています(残り少ないかも)。このベータ版購入者はORPHE TRACKの開発者コミュニティに入ることができ、使用レビューのフィードバックを行うことができます。

私も購入させていただきました。こういうのは重い印象がありますが、特に重さは気にならず、通常のトレーニングシューズと同じ感覚で走れるかと思います。まだしっかり走れていないので、そのうち色々レビューを発信しようと思います。

まとめ

 今回はランニングを分析する様々なスマートデバイスについて紹介しました。メガネやイヤホン、シューズとランニング時に身に付けるものを分析デバイスとして使用する流れが加速していきそうです。特にこれからは5Gなどにより様々なモノがインターネットに繋がるIoT化がどんどん進むと思います。ランナーもそれを上手に利用し、様々なランニングデータを取得していくことでトレーニングの質や効率の向上であったり、ランニングの新しい楽しみ方が生まれてくるといいなと思います。