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「走」を作る - フォームドリルのススメ -

 僕は毎日のワークアウトでフォームドリルをしっかり行うようにしています。フォームドリルとは、走りに近い様々な動作をその場で、もしくは歩いたり軽いジョギングをしながら行うトレーニングです。

フォームドリルの重要性

 目的はランニングフォームの基礎構築や走行動作に必要な筋肉トレーニングなどです。フォームドリルを行うことで正しいランニング動作を体に覚えこませることができます。またランニング動作で使う筋肉を刺激し鍛えることができ、例えば器具を使うような通常の筋トレに比べ怪我のリスクを抑えつつよりランニングに必要な筋肉を鍛えることができます。特に骨格が未成熟で成長期である小学生や中学生の時期はハードな筋トレを行うよりもフォームドリル等で筋肉を鍛える方が良いと思います。

このフォームドリルですが、長距離走においてはそこまで重要視されていないように思います。もちろん積極的に取り入れているランナーの方々やチームもたくさんありますが、もっと広く一般的にみるとこのようなドリルメニューは認知されていないのが現状ではないかなと思います。

ネットの情報をフル活用

 例えばこれからランニングを始める方や、自分の子供がランニングを始めるもしくは子供達にランニングを指導するという立場になった時など、このフォームドリルについての知識があるかどうかで、ランニングの質は大きく変わってくると思います。

現在はネットで調べるとフォームドリルの種類や、やり方がたくさん載っており、直接人から教わらなくても自分で勉強することができるので、まだフォームドリルをやった事がないという方はぜひ調べてみてください。

特にYoutubeでは実際の様子を動画で見れるのでとても分かりやすいですし、トップランナーやトップチームの練習の様子もアップされているのでそういう人たちの練習を真似することができます。最近、短距離では桐生選手や飯塚選手がYoutuberとして動画投稿を始めていたりもします。いろんなことが学べますし、ランニングのモチベーションにもなるのでお気に入りの選手やチームについて調べてみるのがいいと思います。

世界のフォームドリル

 僕は陸上部での経験があるので多少のフォームドリルは知っていました。ただ小さい頃はそのフォームドリルの各動きがどういう意味を持っているかというのをあまり意識せずに行っていたと思います。その意味をしっかり勉強しようと思ってから、フォームドリルによって得られる効果は確実に良くなっていると思います。

僕が参考にしているのはケニアのランナーが行なっているドリルや大迫傑選手が所属するナイキ・オレゴンプロジェクトの練習メニューです。オレゴンプロジェクトの練習内容については非公開なものも多いですがたまに動画で垣間見える練習風景を参考にしています。

チームや国が違えば行っているメニューも違ってきて、こんな練習方法もあるのかと驚いたり、感心することが多く、それを今後の練習にどんどん取り入れて行こうと計画を立てると、モチベーションも上がります。

まずは簡単な動作から、少しずつ自分の「走」を作っていきましょう!

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