秋とTシャツ

白いTシャツにコーヒーを豪快にこぼして気が付いた。もう10月なのに、まだTシャツ1枚で過ごしている。

大学生の頃から、寒くて我慢できなくなるまでTシャツで過ごしたいと思って生きてきた。冬でもTシャツ1枚で日本を観光している海外の人をカッコいいと思ったのがキッカケだ。

毎年は夜の冷え込みに耐えられず、だいたい9月後半でネルシャツを羽織り始めるのだが、今年はなぜか10月まで来れた。地球温暖化が少し進んだのかもしれない。


完全な自己満足なのだが、季節が秋になってもTシャツ1枚で過ごしていると、優越感に浸れる。

街ゆく人の中には、周りに合わせて季節感のある格好をしている人も一定数いるだろうなと思うと、自分はなんとなくの空気感に流されない人間な気がして気持ちいいのだ。

 

そして、その変な自己満足は、仕事場でも大いに効力を発揮する。

Tシャツを着ている→自分は周りに流されない人間だ→自分の裁量で仕事が出来ている、と気持ちがリンクして、エネルッシュに仕事に取り組めるのだ。

 

単なる憧れからスタートした、寒くなっても極限までTシャツで過ごすというライフスタイルだが、今となっては、ポジティブに過ごすために欠かせないものになっている。

今年はもう少し、Tシャツ1枚でいこう。

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