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【水どう感想文】「水曜どうでしょう2023年新作」先行ライブビューイングの感想(ネタバレたぶん無し)

0.はじめに

 去る7月2日(日)、水曜どうでしょうの2023年新作「懐かしの西表島」の先行ライブビューイング上映会に行ってきました。結論から申し上げますと「過去最大の玄人向け」です。個人的には非常に楽しめましたが、おそらく人を選びます。以下、ネタバレにならない程度に感想を書き連ねたいと思います。

1.玄人向けポイント

(1)「激闘!西表島」を視聴していることが望ましい

 今回の企画は事前にも少しネタバレされていたとおり、「17年ぶりに西表島のロビンソンに会いに行こう」というもの。そのため、少なくとも「激闘!西表島」でのロビンソンの雄姿を目に焼き付けておくことが望ましい。ただ、ロビンソンのことを知らない人が見ても、もしかしたらそれはそれで面白いかもしれない。

(2)「藤村Dの番組作り」を理解していることが望ましい

 詳しくは語らないが、藤村D以外のテレビマンが作ったものであったら、まったく違う内容になっていた可能性が高い。ただ、これはどうでしょう全編において言えることなので、歴戦の藩士にとっては「何をいまさら」というものかもしれない。

(3)玄人でも困惑する内容

 今回の企画は全六夜にわたって放映される予定。意外と短い。ただ「先の展開がまったく読めない」という点においては過去作を含めても最高クラスである。その先の読めなさは、歴戦の藩士・猛者を集めた上映会においても、第三夜が終了した後の休憩時間に「我々はいったい何を見せられているんだ…」と思わず口に出してしまった人が現れたという噂があるほどのレベルである。

(4)毎週見るのは正直しんどいかもしれない(まとめて観た方がいいかもしれない)

 上記(3)の「先が読めない」というのをポジティブに捉えるなら「毎週次の展開を楽しみにできる」と言えるのだが、本作は人によっては「毎週生殺しに遭うような感覚」になってしまうかもしれない。ただ、一気見にはかなり向いているとも言えるため、最初は週1回ずつ観て、全部終わったら第一夜から第六夜まで通しで観ると、また評価が変わるかもしれない。

2.オススメできるポイント

(1)エンディングの映像は凄い

 第四夜~第六夜は特製のエンディング映像が流れるのですが、そのクオリティが異様に高い。藤村D曰く「本編にかかった予算よりもエンディング映像にかかった予算の方が高い」らしいです。

(2)スタイリスト小松さんのファンは必見

 小松さんがちょくちょく喋るし、なんならちょっとだけだがオンカメにもなる。

(3)嬉野Dのファンも必見

 本放送ではカットされるおそれもあるのですが、上映会のとおり放映されれば、うれしーに関するちょっとした見どころがあるはず。お楽しみに。

(4)大泉さんが告知生配信でポロっとこぼした「滑り台」という言葉を覚えておいてほしい

 どこかで「滑り台」が出てきます。そのシーンは間違いなく本作一番の見どころ。どうでしょう軍団の皆さんも絶賛していました。

(5)やっぱり「激闘!西表島」が好きだった人にはオススメ

 上記のとおり。強いて言えば、今回は安田さんonちゃんが出演していないのが惜しい。

 以上、あまりネタバレしないように配慮したため「こいつは何が言いたいんだ?」と思われるかもしれないですが、だいたい伝えたいことは伝えました。あとは本編を観てから「こういう意味だったのか」と感じていただければ幸いです。
 なお、地上波でのオンエアは北海道ローカルでは8月30日からとのこと。北海道以外の地域については未定ですが、おそらく北海道での放映が終わった後と予想します。お楽しみに。

どっとはらい。

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