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ARMY先輩に学ぶヲタク講座-⑤

忘れもしない2021年3月12日、突如 “沼落ち” した新規ARMYです。

特にアイドルや俳優さんのファンになって情報を追いかけたり、モノを買ったりしたことがないまま半生を送ってきました。
ところが、突然、突然の“沼落ち”です。

すると、世界が違って見えるんですね、不思議なことに。
ソーシャルメディアや街中で見聞きしていたものの価値がガラッと変わってしまうんですね。

極端な例を言えば。
ごちゃごちゃしていて、人も多いので近づかないようにしていた新大久保エリアが、急にワクワクする場所になった。
Twitterでフォローするアカウントが増え、タイムラインに流れる情報/画像の様相が一変した。
意味を知らなくてもスルーしていた言葉を、「それってどういう意味?」と引っかかるようになった。

今回は、そうして世界が一変したことで知った言葉を挙げてみます。

“ヲタク”用語を拾ってみた。

第四弾は、“コンテンツ”関連での用語です。

サバ番

「サバイバルオーディション番組」の略。
さまざまなミッション(トレーニング)をこなしながら、その間に評価や選抜をされメジャーデビューを目指していくコンテンツ。

●&TEAMを生んだ「&AUDITION - The Howling -」
●NiziUを生んだ「Nizi Project」
●ENHYPENを生んだ「I-LAND」
●Kep1erを生んだ「Girls Planet 999(ガルプラ)」
など。

特に、K-POPでは「サバイバルオーデション番組」から生まれたグループが人気を集めますよね。ま
サバイバル(生き残り)のための厳しいレッスンや体形づくりや、チームワークの様子を通じて、デビュー前から“推し”を応援できる。

魅力的ですよね。

未完成の状態から成長していく過程や、苦悩や喜びを共有できる。
若々しさや、情熱は、見ている方も元気が出るし勇気をもらう。
(ダイエットしようとか、ダンスを始めてみようとか、思える。)

一方、アイドルを作る側の視点からは、デビュー前からファンの心をつかみ、デビューの時点で一定のファンダムを抱えることができる。
ファンによって育てられる=好まれる傾向や期待されるパフォーマンスレベルを吸収しながらデビューを目指すことができる。

個人的には、若い才能ある子たちが、人前でダメだしされたり、競争に疲弊していったり姿は見ていられない(苦しくなる)タイプなので、「サバイバルオーデション番組」自体はあまり見ない方です。
ただ、デビューされた時には応援したくなる気持ちはあります。
デビューをゴールにせず、出来ればその先長く活動を続けて欲しいと願います。

FanCam(ファンカム)

グループのパフォーマンス映像のうち、「推し」にフォーカスしたもの。
韓国では「チッケッム」と言われている。

元々は、「FanCam」=ファンのカメラと言われる通り、ファンが撮影したかのような、ファン目線で「推し」を追いかけて撮影された映像のことのよう。
撮影OKの音楽番組やライブ、イベントやなどで「推し」にフォーカスした(ほかの要素を切りとった)映像。

また、音楽番組の公式も「FanCam(ファンカム)」の映像を撮影している。
韓国では音楽番組(ランキング番組)がたくさんあり、視聴率競争も激しいのだろうか、とにかパフォーマンス映像のクオリティが高い、競い合うように。
また、番組が放送されると同時に出演者別に編集された動画が公式YouTubeに公開される。
グループの場合は、全体の映像(本番映像)のほかに、メンバーそれぞれにフォーカスを当てたひとりひとりの映像も提供される。
とにかくふんだんにパフォーマンス映像が無料で見られるのだ。

これには驚いたよねー。

泉のように湧いてくる「FanCam」映像。

ファンの目線で、ファンが観たい「推し」の映像が無料で見られる。
この「FanCam(ファンカム)」映像で、沼に落とされるのよね…。

【FanCam(ファンカム)の作られ方】
インガ(人気歌謡)のカメラワークの秘密


また、気になったワードがあればアップデートしていきますね。
ご意見もいただければ嬉しいです。

引き続き、よろしくお願いいたします。

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