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「【新】『安全・便利・快適』が社会を破壊するメカニズム」 News Picks 2022/3/10

【記事の要約】今の社会の「安全・便利・快適」は、「システム」によって提供される。共同体のメンバーが互いに支え合う「生活世界」を維持するには、コミュニケーションコストがかかる。そこで、コスパよく便益を得るため、人は次第にシステムに頼るようになる。しかし、人々がシステム社会に頼るほど、他人を頼らなくなり、自動的に感情が劣化して、他者に無関心になり、孤独や排外主義、無差別殺人が起こる社会の底が抜けた状態になる。

【私の考え】便利さを追求するほど、システム化による社会の底抜けの弊害が起きる点は、ビジネスのあるべき姿を考える上で、大きな課題になると思った。また、コスパよく便益を得られるシステムを経験した社会において、コミュニケーションコストのかかる「生活世界」に回帰するのは、難しいと考える。解決法を考えるのは困難だが、本記事で指摘される課題を認識したリーダーの教育が重要だと考えた。


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